ミャンマー🇲🇲より【めんでん 柔道記 No.8】

JUDOsでは、海外で柔道指導者として活躍されている方々の声をお届けする「海外からの柔道指導だより」を掲載しています。

ミャンマー🇲🇲・ヤンゴンで柔道指導を行っている平沼大和さんからの活動報告です!

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めんでん 柔道記
〜4,364km離れたミャンマーの地で🇲🇲vol.7〜

作成者:平沼 大和
作成日:2024/02/05
めんでん:漢字表記でミャンマーのことを指す。旧ビルマ

皆様、こんにちは。ミャンマーナショナルチームで監督を務めさせていただいている平沼です。私が活動しているミャンマーでは乾季を終えて暑気に入り気温がグッと上がってきました(執筆中現在の気温は42度)。またミャンマーでは西暦ではなく仏暦の習慣があるため、1月1日ではなく4月13日から4日間がお正月になるので年末モード真っ只中です。

国によって「当たり前」が異なるのってとても面白いですし興味深いですね。

さて、今回はその期間に一時帰国をし、JUDOsの皆様にご挨拶ができたのでご報告させていただきます。


会食後、井上康生先生との記念写真

今回の一時帰国では、2023年にカンボジアの首都プノンペンで開催された「第32回東南アジア競技大会(Cambodia Sea Games 2023」の結果やミャンマー滞在中に取り組んでいるプロジェクト等に関する報告をさせていただきました。また、ミャンマー柔道連盟の会長並びに役員の方々からビデオメッセージをいただいたので日本語訳と合わせて、こちらでも共有させていただきます。

皆さんこんにちは!ミャンマー新年おめでとうございます。
今まで日本の皆さんのご協力頂きありがとうございます。

皆さんがご健康で柔道発展のため一緒に歩んで行きましょう。本日はありがとうございました。(ミャンマー柔道連盟 日本語通訳 Min Thein 氏による訳)

今後の活動についてはミャンマー国内の情勢等で大きく左右されますが、いくつかの国際大会に出場を計画しております。その中でも2024年にフランスのパリで開催されるオリンピックは特別枠で出場権を与えられており、是非ともこの機会を活用したいところです。

おわりに

今回は私が一時帰国した際のご報告をさせていただきました。改めて応援していただいている方々の多さに驚き、その繋がりにありがたみを感じました。ご存知の通りミャンマーの情勢は良くはありません。政治的な理由で公的なやり取りが難しい状況ですが、日本の武道ないしスポーツを通した日本とミャンマーの民間外交の一端を担っていることを自覚、自認し、引き続き4,364km離れたミャンマーの地で頑張っていきたいと思います。
それではまた次回。ミャンマーでの活動報告をさせていただきます。

平沼大和(ひらぬまやまと)
1997年北海道生まれ、2023年からミャンマー柔道連盟ナショナルチーム代表監督。中央大学商学部会計学科卒業、体育連盟柔道部所属。柔道実業団選手としてスポーツひのまるキッズ協会に所属の後、カナダ柔道連盟ナショナルチームアシスタントコーチを経て現職。


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