東京オリンピック出場者インタビュー【アンリケ・バリオス】

東京2020オリンピックに出場したIOC/OS奨学生のベネズエラのアンリケ・バリオスさんに、オリンピックの感想を聞きました!

  1. オリンピックでの一番の思い出は何ですか?

 開会式です。    

 6~7時間も長い時間でとても暑かったのですが、ベネズエラチームの皆と顔を合わせることができてとてもうれしかったです。私に渡されたベネズエラチームのユニフォームが、なぜかとても大きくて、開会式前に慌てて裾を縫って、ジャケットはホッチキスで止めました。ベネズエラチームの皆が、それを知っていたので、皆が笑って声をかけてくれました。

五輪前までコロナの影響もありましたが、ずっと日本で練習をしてきたので、開会式に出てやっとオリンピックに来たという実感がわきました。

メダリストが周りにいて、ベネズエラの国の人と会えて、本当にうれしかったです。スタジアムは、きれいでとても良い施設に見えました。

  1. 試合に関しての感想を教えてください

 オリンピックは、あと一歩のところでメダルを逃したので悔しかったです。ですので、パリオリンピックを目指したいと思っています。東京オリンピック後に、自分には何が足りないのか考えるようになりました。準備、メンタル面、少しずつですが、改善させています。パリオリンピックが自分の集大成となるように、頑張りたいと思っています。

  1. 選手村での生活は、どうでしたか?

 

8日か9日間、選手村に滞在しました。ベネズエラチームの一員として、楽しい時間を過ごしました。ほかの国の柔道チームとも会いましたし、大会も一緒に見ることができました。多くの選手たちとピンバッチの交換もしました。

食事もとてもよかったです。