リサイクル柔道衣を手荷物で運ぶ柔道衣運搬スペシャル・プロジェクト。
40回目となる今回は、ポルトガル🇵🇹・リスボンへ出張する井上康生理事長が柔道衣を運搬しました。
無料手荷物32kgギリギリまで柔道衣を梱包。計23着を運搬しました
寄贈先は、首都リスボンに隣接しているシントラ市にあるサン・ジョアン・ダス・ランパス教区社会センターの中にある道場です。その中に特別な支援・配慮を必要とする子どもたちや経済的にも柔道衣の購入が難しい子どもたちがいると聞き、届けることにしました。
供与式ではサン・ジョアン・ダス・ランパス・センターの子どもたちによる演武が行われました
井上理事長が届けた日には、供与式が開催されました。
式では、子どもたちによる柔道の演武が行われ、センター代表のフィリパ・カバレリ氏からは、「今回の寄贈は、未来を担う子どもたちが柔道の道を歩み続け、その価値観と規律を学べるように新たな種がまかれたことを象徴しています」という言葉がありました。
式にはほかに、シントラ市議会(スポーツ担当のブルーノ・パレイラ副市長)、シントラの教区連合(パウロ・パラショ)、全国柔道コーチ協会、ポルトガル柔道連盟の関係者などが出席しました。
シントラの地元紙では1ページ、13ページで供与式について紹介されました。
サン・ジョアン・ダス・ランパス・センターでは、今後、柔道の練習に継続的に参加する子どもたちへ柔道衣の貸与を考えているそうです。