広報担当の川戸が、2026年4月12日(日)春日部武道館(埼玉県春日部市)で開催された、judo3.0主催「ビギナー柔道親善大会」に参加いたしました。関東での開催は今回で3回目となります。
私はJUDOsで働き始めてから、「せっかく柔道に関わるなら、自分自身も柔道をやってみたい」と思うようになり、実は周囲にはあまり言わず、こっそり数年前に柔道を始めました。実際に始めてみるととても楽しく、気が付いたら3年目の現在も楽しく練習を続けています。

今回参加した大会は、
「自分の技を試合で試してみたい。でも、試合に出るのは怖い」
そんな思いを持つ方々に向けた親善大会です。
経験豊富な柔道家と対戦しながら、安全に“試合のような体験”ができることが特徴で、良い技が入れば相手を投げることもできるなど、初心者でも挑戦しやすい工夫がされていました。
また、埼玉県は大人女子柔道家も多く活動している地域と聞いており、親善大会や講道館女子部などの畳の上で知り合った皆さんと交流できることも楽しみにしながら、春日部へ向かいました。

会場となった春日部武道館は、駅から徒歩20分ほどの場所にありました。道場は風通しがよく、朝日の光が差し込む気持ちの良い空間で、開けられた窓の外には、まだ残っていた桜の花びらがはらはらと舞っており、とても綺麗な景色が広がっていました。

畳の上では、埼玉県柔道協会やjudo3.0の先生方が打合せをしていました。
ウォーミングアップ前にはウォーキングも行われ、初めてお会いした参加者の皆さんともたくさんお話をさせていただきました。
「いつから柔道を始めたのですか?」
「どこの道場で練習しているのですか?」
大人の白帯仲間と出会える機会は限られているため、近い地域であればぜひ一緒に練習できたらと思い、さまざまなお話をさせていただきました。また、私が通える神奈川近辺にも、大人初心者を対象とした道場があることを教えていただきました。
(いつかその道場の練習にも参加し、またご報告できたらと思っています!)

開会式は、ビギナー親善大会ならではの笑いが起こる選手宣誓でした。

ウォーミングアップでは、柔道の動きを取り入れた遊びなどを中心に行われ、大人も子どもも一緒に楽しく身体を温めました。
家族で柔道を始められた方も多く、お子さんたちが柔道衣を着て試合を観戦している姿もとても印象的でした。子どもたちが真剣な表情でお母さんの試合を見守り、試合後には一生懸命感想を伝えている様子に、会場全体が温かな空気に包まれていました。
試合は、個人戦2試合、そして団体戦1試合が行われました。
個人戦1試合目のお相手は、日曜柔道 正強塾の久家浩先生でした。
久家先生は、初心者を安全に導いてくださるような対戦相手で、攻めあぐねていた私に対し、途中から
「そうそう、もうちょっと、こっち」
というように短くアドバイスをしてくださいました。
最後は、初心者が「自分で投げた!」と感じられるように、体重を残しながら受けてくださり、“THE 初心者のための大会”という空気を感じました。
私はこの大会に向けて、払腰に挑戦してみたいと思い練習を重ねてきました。

もう少し引き手をひけるようになりたい~~
最後に、払腰のような技(後から「足車かもしれないね」と言われました)で投げることができたことが、とても嬉しかったです。
打ち込みではある程度形になっていても、乱取りになると手足のタイミングがバラバラになってしまい、なかなか技を出せずにいたため、自分の中ではとても満足できる経験となりました。
第二試合のお相手は、高橋遼先生でした。
体格差もあり、最初はなかなか崩すことができませんでした。それでも、「思い切って技をかけても危険なことにはならない」という安心感の中で試合をさせていただけたことは、本当にありがたかったです。
その安心感があったからこそ、体落にも思い切って挑戦することができました。
試合を見ていた方から、
「うまく投げていましたね!」
と声をかけていただけたことも、とても嬉しかったです。

柔道の所作や礼法がとても美しい川原先生に審判をしていただき、「一本!」と言っていただけたことが、実はとても嬉しかったです
受けをしてくださる先生方が上手だからこそ、「自分も少し柔道ができるようになったかもしれない」と感じられますし、何より怖さを感じずに挑戦できることに感謝の気持ちでいっぱいでした。
その後は、人生で初めての団体戦にも参加しました。

チーム名は「ハンバーグ」笑
この団体戦は、初心者と黒帯の先生方による混合チーム形式で行われ、対戦相手も初心者同士・黒帯同士となるよう工夫されていたため、安心して参加することができました。

また、団体戦ならではの礼法も教えていただきました。オリンピックや学生大会などで団体戦を見ることはあっても、まさか自分自身が団体戦の礼法を行う日が来るとは思っていなかったため、とても貴重な経験となりました。
チームメートを応援したり、試合前に励ましの言葉を掛け合ったりしながら、「柔道って楽しい!」と改めて感じる一日となりました。
試合の途中には、小グループに分かれての「悩み事相談タイム」も設けられていました。

柔道の技術的な相談をしているグループもあれば、子どもの進路相談や、人選について話しているグループもあり、それぞれが自然に会話をしながら交流している姿が印象的でした。
また、試合後には、初心者同士でも安心して行える寝技乱取りの時間もあり、初心者同士で腕試しをすることができました。さらに、自由参加の立技乱取りタイムもあり、希望者はそれぞれのペースで柔道を楽しんでいました。
朝から夕方まで、埼玉県柔道協会やjudo3.0の皆さんが、初心者でも安全に、そして楽しく充実した時間を過ごせるよう、本当にバリエーション豊かなプログラムを組んでくださっていました。
大会の日の後は、「もう少しあれができるようになりたい」「次はこんな技にも挑戦してみたい」と、自然と練習へのモチベーションが高まりますね!(私だけじゃないはず)
それは「安心して挑戦できる環境」を作っていただけているからだと思います。
普段、私自身も通っている道場で無理なく安心して練習をさせていただいていますが、その成果を試せる場があることの大切さを、今回改めて感じました。
最後になりますが、このような素晴らしい機会を作ってくださった埼玉県柔道協会の先生方、judo3.0の皆さま、対戦してくださった先生方、参加者の皆さま、そして温かく見守ってくださった子どもたちに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

大会恒例の女子柔道家のピラミッド▲

