リサイクル柔道衣を手荷物で運んでいただく「柔道衣運搬スペシャル・プロジェクト」。37回目となる今回はコロンビア🇨🇴に柔道衣68着を運搬していただきました。
運搬してくださったのはチョコレート専門店「MAISON CACAO」の石原紳伍さんです。
石原さんは、カカオの生産地であるコロンビアを長年支援しています。
カカオの産地は、コカインの原料となるコカの葉が栽培される地域と重なっているため、多くの生産者がカカオではなく、危険を冒してでもコカの栽培を選んでいる現状があります。石原さんは、コカを扱う人々がその地域に入ることで、治安が悪くなり、子どもたちに悪影響が及ぶ現実を目の当たりにしてきました。そこでカカオ生産を拡大させることで雇用を創出し、子どもたちの生活環境を改善することを目指して、石原さんは幅広い支援活動を展開しています。
その活動の一環として、子どもたちの教育支援を目的に「メゾンカカオ財団」を設立し、現地で学校の建設を進めています。
その学校で今年から柔道が授業に取り入れられることとなり、本法人から学校に通う子どもたちに柔道衣を寄贈しました。
中南米諸国では新型コロナウィルス感染症の影響により、依然として船便の利用ができない国が多く、輸送が非常に困難な状況が続いています。
また、コロンビアは中古品の輸入にとても高い関税がかかるということで郵便で送ることが大変難しい国の一つです。
運搬の様子。同行者4名の無料手荷物許容量ギリギリまで段ボールに梱包しました
そんな中、石原さんが手荷物として柔道衣を運び、無事に現地の子どもたちに届けることができました。
「メゾンカカオ財団」が建設した学校の前で。ここでは授業にスポーツや音楽、アートなどを取り入れています。
初めて柔道衣を着た子どもたち、とてもうれしそうですね!
ご協力いただいた「MAISON CACAO」の皆さん、本当にありがとうございました!
JUDOsは引き続き「メゾンカカオ財団」とコロンビアの子どもたちを支援して参ります。
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本法人では引き続きこのプロジェクトにご協力いただける方を募集しています。これから海外へ渡航予定のある方でご協力いただける方がいらっしゃいましたらぜひJUDOs事務局までご連絡ください。
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