JUDOsでは、2023年10月10日から11月6日の期間、国際柔道コーチングセミナーを開催しました。
1日目/2023年10月10日(火)
国際柔道コーチングセミナー参加者が成田空港に到着です。
朝1番で到着したのは、ネパールから参加したデバキさん。ネパール・カトマンズのPAM (Prisoner’s assistance mission)道場で選手兼指導者として活躍しています。ネパール柔道連盟より推薦を受けて今回のセミナーに参加することになりました。
ネパール🇳🇵カトマンズPAM道場の指導者
デバキ・マヤ・シュレスタ(Debaki Maya Shrestha)さん
次に到着したのが、ドイツに避難しているウクライナ人指導者のキリロさん。
ウクライナ🇺🇦ザポリージャ州柔道連盟のコーチ兼マネージャー
キリロ・ヴェルティンスキー(Kyrylo Vertynskyi)さん
このあと、成田に前泊していたギリシャから参加のトーマスさんとユリエッタさんが合流しました。
ギリシャ🇬🇷から参加したBudo centerヘッドコーチの
ユリエッタ・ブクバラ(Ioulietta Boukouvala)さん(左から2人目)。
同じくギリシャ🇬🇷から参加のOmilos Judo Neas Filafelfias ヘッドコーチの
トーマス・パヴリス(Thomas Pavlis)さん(中央)
続いて、アフガニスタン人🇦🇫でカナダ🇨🇦から来日したフリバ・レザイー(Friba Rezayee)さんも合流。Odd Squad Production (Police Judo)のコーチです。
最後に到着したのは、アゼルバイジャン🇦🇿から参加した
オルファン・サファロフ(Orkhan SAFAROV)さん(左)。
アゼルバイジャン柔道連盟からの推薦で来日しました。同じ便で来日したのは、2016年リオデジャネイロ五輪73kg級銀メダリストのルスタム・オルジョフさん。オルファンさんのチームメイトです。パーク24(株)柔道部での研修参加のため日本を訪れたということです。
成田空港から講道館へ移動し、その後、全員が揃ったところで食事をとりました(ガスト)。
写真左端が、事前研修にも参加したカナダ🇨🇦のAnnex Judo Academyのアシスタントインストラクターのマイケル・ミラー(Michael Miller)さん。2023年9月から東海大学の練習に参加しており、今回のセミナーでは通訳や研修生のサポートをお願いしています。アシスタントコーチの芦田さん(左から二番目)とは、国際武道大学で一緒に柔道を学んだ仲間。2人は今回のセミナーで再会となりました。
初日の宿泊先は講道館。翌日から研修がスタートします!
2日目/10月11日(水)
2日目は本格的な研修がスタート。講道館で審判法や講道館柔道の歴史などについて学び、その後、講道館柔道発祥の地・永昌寺へ移動。柔道の基本を学ぶ1日となりました。
嘉納治五郎師範の像の前で記念撮影
全日本柔道連盟の蒲原光一氏に国際審判法について講義していただきました。講義の最後には、日本の少年審判についての説明もしていただきました。
全日本柔道連盟の副会長兼専務理事中里壮也氏が激励に来てくださいました。
その後、講道館の向井幹博さんによる講道館の歴史、嘉納治五郎師範についての講習を受けました。
そして、講道館長で本法人顧問の上村春樹館長を表敬訪問しました。講道館の小志田憲一先生、仮屋力先生からも暖かいメッセージをいただきました。
講道館の歴史を学んだあとは、講道館柔道発祥の地、永昌寺を見学。
日本武道館を外から少しだけ見学し、東海大学に向かいました。
3日目/10月12日(木)
3日目は研修拠点となる東海大でのガイダンスです。
約1カ月にわたって滞在するのは東海大学国際友好会館。研修生はここから自転車に乗って東海大学に向かいます。屋外で自転車に乗ったことがない研修生もいましたが、すぐに慣れていました。東海大周辺の移動は自転車がメインになりました。10月はお天気に恵まれ、天候が良くい気持ちのよい日が続きましたが、坂の上にある国際友好会館との移動は大変だったそうです。
国際友好会館から東海大学キャンパスへ出発!
東海大学武道館前で井上理事長と遭遇。
秋晴れの気持ちの良い欅並木の大学キャンパスを散策。キッチンカーに興味深々のサファロフさん。
午後からは、今回のセミナーについてのガイダンスです。
国際柔道コーチングセミナーのメイン講師である光本健次国際担当師範、井上康生理事長よりセミナー参加者にセミナーの意義についての説明や日本でたくさんのことを学んでほしい等のメッセージを頂きました。
***井上理事長のメッセージ***
Hello everyone!
My name is Kosei Inoue and I am the president of JUDOs. First of all, welcome to Japan.
I am also very happy that you are going to participate in this coaching seminar. We have prepared a variety of programs for you in this seminar. You will learn about Judo expertise, Japanese culture, and have the opportunity to interact with Judoka of various nationalities and cultures. This experience will definitely be a great asset for you. And it will be of great help to you in your future life. I hope that you will challenge various things without fear of failure, and that you will deepen your bonds with many people. Many people, including the JUDOS staff, have supported this program. Please remember that and participate in this program with a sense of gratitude. I hope that you will participate in this program with a sense of gratitude. Finally, I believe that judo is not just a sport. We believe that there is great value in developing ourselves through judo and, beyond that, in contributing to society through judo. Let us all work hard to develop ourselves and to become people who can contribute to society in our respective positions. So enjoy this seminar and your life in Japan.
国際柔道コーチングセミナーのメイン講師である光本健次国際担当師範、井上康生理事長よりセミナー参加者にセミナーの意義についての説明や日本でたくさんのことを学んでほしい等のメッセージを頂きました。
その後、鈴木利一事務局長から、セミナーについての詳細説明や東海大学について紹介を行いました。
そして、東海大学の学長室部長の山口滋先生を表敬訪問。東海大学で良い時間を過ごしてほしいとメッセージをいただきました。
夕方には、東海大学男子柔道部に挨拶。
男子柔道部の皆さんの前で自己紹介。日本語での自己紹介も徐々に慣れてきました。
東海大学主席師範の佐藤宣践先生と。