2022年11月に発送したリサイクル柔道衣28着が、モンゴル柔道アカデミーに届きました。
今回の寄贈は、日本で柔道を学び、モンゴル柔道アカデミーで指導者として活躍しているゲンデン・バタエルデネ氏から本法人に直接ご依頼があり実現しました。2022年10月に送付した柔道衣と同じく、輸送費を抑えるため、日本からモンゴルへの輸送は、ゲンデン氏のご友人のお力をお借りし、国際輸送便の空きスペースに入れてお送りしました。
ゲンデン氏はモンゴル柔道アカデミーで2015年11月より指導しており、当初50名ほどだった子どもたちが、現在では約500名に増えたということです。
現在はウランバートルの5つの地区で柔道教室を実施し、週に1回、ナショナルチームが使用する道場を借りて合同練習を行っています。今回は合同練習の日に、柔道衣を寄贈して下さいました。
ウランバートル近郊では、ゲルに住む人もおり、コロナの影響を受け経済的に柔道を続けることが難しいケースもあるそうです。寄贈した柔道衣はそのような厳しい状況にある子どもたちにも使ってもらいます。
ゲンデン氏は、「現在はスポーツジムなどを借りて柔道を行っていますが、柔道アカデミーとして道場を持つのが第一の目標です。最近、モンゴル北部都市のエルデネトでも柔道教室を始めました。地方に住む子どもたちが、家の近くで柔道を行えるようモンゴル全土に道場を建てることが夢です」話しています。
柔道アカデミーよりお礼の動画をいただきました！