タンザニアに柔道衣を届けていただきました!

リサイクル柔道衣を手荷物で運んでいただくスペシャル・プロジェクト。10回目となる今回はタンザニアに柔道衣を届けることができました。

今回の寄贈は、在タンザニア日本国大使館で専門調査員として、経済動向の分析、日本企業の支援、国際協力関連の業務にあたりながら、ボランティアで柔道指導を続けておられる溝内克之さんにご協力いただきました。

1999年、タンザニアへ青年海外協力隊として派遣された溝内さんは、キリマンジャロの麓の町にある警察学校で柔道を指導されました。協力隊の任務を満了した後、タンザニア日本大使館、JICAタンザニア事務所、JICAウガンダ大使館に勤務され、ずっとボランティアで柔道を指導してこられたそうです。

特にウガンダでは、ゼロの状態から柔道チームを発足させクラウドファンディング等を利用し、東アフリカ選手権に代表チームの派遣を実現するなどアフリカの柔道普及に尽力してこられました。


駐タンザニア連合共和国日本大使館の三澤康特命全権大使より、柔道衣をタンザニア柔道連盟の会長Mr. Zaidi Hamisi Omari、事務局長Mr. Innocent John Mallyaにお渡しいただきました


その柔道衣をダルエスサラームから車で1時間のダルエスサラーム刑務所スペシャルユニットの道場に届けていただきました

この道場は刑務所の中にあり、刑務官や警察、近隣の子供たちが稽古しているそうです。この道場は平川将康さんが青年海外協力隊員だったときに建てられ、道場の畳はNPO法人柔道教育ソリダリティーの支援を受けて整備されました。現在も畳は大切に使われているそうです。


自撮りしているのはJUDOsで受け入れたことのあるアンドレア選手(2019年世界柔道選手権東京大会への出場を支援)! お元気そうですね!

スワヒリ語、「moja mbili tatu sema!(1、2、3、say!)」
何回か練習して撮ったそうです。
皆さん、ありがとうございます!