【東京オリンピック】女子63kg級に出場したバリオス選手の結果

本法人が支援するIOCオリンピックソリダリティ奨学生のアンリケ・バリオス(ベネズエラ)選手が7月27日、東京オリンピック柔道競技第4日の女子63kg級に出場し、5位に入賞しました。

初戦でダリア・ダビドワ選手(ロシア・オリンピック委員会)と対戦して、大内刈で一本勝ちを収めると、続く3回戦ではマイリン・デルトロカルバハル選手(キューバ)に「技あり」を二つ奪って(大外巻込と払巻込)、合わせ技「一本」により快勝し、勢いに乗りました。準々決勝ではリオ五輪金メダルのティナ・トルステニャク選手(スロベニア)相手に粘り強い柔道を見せましたが、ゴールデンスコア方式による延長戦の末、谷落で「技あり」を奪われ、敗退しました。

気持ちを切り替えて臨んだ敗者復活戦では、アガタ・オズドボン・ブワフ選手(ポーランド)に大内刈で一本勝ちして3位決定戦へ進出しました。その3位決定戦ではカトリーヌ・ボーシュマン・ピナール選手(カナダ)に対し、積極的な柔道を展開。両者ポイントなしでゴールデンスコアによる延長戦に突入しましたが、7分3秒、払腰に入ったところを返され(払腰返)「技あり」を奪われ、惜しくも敗退となりました。メダルには届きませんでしたが、見事5位に入賞を果たしました。

皆さま、本日もご声援ありがとうございました。

明日は女子70kg級にエルビスマー・ロドリゲス選手(ベネズエラ)が出場します。

明日で本法人が支援するIOCオリンピックソリダリティ奨学生選手の試合は最後となります。皆さま、応援をよろしくお願いいたします!