IOC OS奨学生 東京オリンピック出場に関する 井上康生理事長コメント

本法人がサポートするIOCオリンピックソリダリティ(OS)奨学生6名の東京オリンピック出場が確定いたしました。

選手の皆さん、おめでとうございます! 

彼らは日本に滞在して柔道修行を積み、世界各国を転戦しながら東京オリンピック出場を目指してきました。このたびの出場決定により、選手たちの挑戦と努力が実りました。練習場所を提供してくださった皆さま、日頃よりご支援いただいている会員、支援者の皆さまに心から感謝申し上げます。

本法人では海外からの選手受け入れ支援を通じて、柔道を通じた国際支援活動を展開してまいりました。外国人選手の支援は日本のライバルを支援することでもありますが、切磋琢磨しながら世界の柔道のレベルアップをはかることは、柔道の持続的な普及・発展に寄与するものと考えております。また、こうした活動は、柔道創始者・嘉納治五郎師範が提唱した「自他共栄」の精神に通ずるものであるとも捉えております。

コロナ禍の中、選手たちはオリンピック出場という夢を叶えました。海外との往来に制限がある今、彼らは、柔道を通じて世界の人々をつながり、協力しあって目標に向かって努力することの素晴らしさを体現してくれたと思います。

本法人では東京オリンピックでも彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるよう引き続き支援してまいります。

皆さまから、応援をよろしくお願いいたします。