JICAホンジュラス事務所からの依頼を受け、柔道家の七戸龍さんがホンジュラス🇭🇳に派遣されました。その派遣にあわせ、柔道衣12着を運搬していただきました。
大きなスーツケースに柔道衣を詰め込み、運搬していただきました。中央アメリカのホンジュラス首都テグシガルパへは、日本から直行便はありません。ヒューストンで乗り換えて、24時間以上かかりました。そんな中、柔道衣を運搬してくださりありがとうございます!
JICAホンジュラス事務所の協力のもと、柔道衣38着は輸送しました。この柔道衣は七戸さんの柔道指導にあわせて配布されました
在ホンジュラス大使館の中原淳大使(当時)より柔道衣を寄贈していただきました
寄贈された柔道衣を着て柔道指導を受ける警察学校の皆さん
さらに、JICAホンジュラス事務所の横尾さんがJUDOsのオフィスまでお越しくださいました。
ホンジュラスに戻る際に「柔道衣を運んでいただくことは可能ですか?」とお願いしたところ、快く引き受けてくださり、手荷物で柔道衣3着を運搬 していただくことになりました。
JUDOsオフィスで柔道衣を受け取った横尾さん
これを「柔道衣手荷物運搬スペシャルプロジェクト」として実施し、無事にホンジュラスへ届けることができました。
ホンジュラスに到着した柔道衣は、警察学校、警察養成学校、農業技術学校、高校、スポーツ施設などで柔道を学ぶ人々に寄贈されました。
ホンジュラスでは柔道衣が不足しており、コーチが手作りの柔道衣を用意したり、破れた柔道衣を縫い合わせて使用しているのが現状だそうです。
今回の寄贈が、現地の柔道を学ぶ人々の支えとなることを願っています。
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ホンジュラスは、世界的に犯罪率が高い国の一つであり、国全体で治安改善に向けた取り組みが進められています。
そのような中、JICAホンジュラス事務所では、柔道イベントを通じて、子どもを含むホンジュラス市民とホンジュラス国家警察との関係構築を図る取り組みを進めています。柔道の理念である「礼節・尊敬・規律」を通じて、地域社会の結束を強め、安全で安心な環境づくりに貢献することを目指しています。
七戸さんの柔道指導は4日間にわたり実施され、延べ1,000名以上が参加しました。
滞在最終日には、エキシビション大会が開催されたそうです。七戸さんはJICAの方々とチームを組み、男女混合の団体戦に出場。大変盛り上がったそうです。結果は3位だったということです。
JICAの皆さんとの特別チーム、この日にあわせて柔道未経験者のJICA職員の皆さんも柔道の練習をしたそうです!
柔道がホンジュラスの治安改善の一助となることを願い、引き続き応援してまいります。
本法人では柔道衣手荷物運搬プロジェクトにご協力いただける方を募集しています。
海外へ渡航予定があり、ご協力いただける方がいらっしゃいましたらぜひJUDOs事務局までご連絡ください。
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