モンゴル国に向けた畳の搬出作業を行いました

柔道を通じた公教育の創造を使命にかかげ、多彩な活動を展開されているNPO法人 judo3.0の有志の皆さんが、モンゴル国体育大学とモンゴル国視覚障害者協会へ畳を贈るプロジェクトを起ち上げられました。

そこで本法人から、リサイクル柔道畳113枚を寄贈することとなりました。

2023年5月20日、竹熊カツマタ麻子教授(静岡県立大学看護学部、同大大学院看護学研究科)をリーダーとするjudo3.0の皆さんと東海大学17号館地下に保管していた畳の搬出作業を行いました。

竹熊先生には、2022年10月リサイクル柔道衣を手荷物で運んでいただくスペシャル・プロジェクトにご協力いただいております。(その時の記事はこちら→モンゴル・パラ柔道協会に柔道衣を届けていただきました!)

モンゴル国体育大学と協力して研究と教育活動をしている関係で、モンゴルに渡航されましたが、その際、柔道畳のないところで、靴を履いて柔道をしている学生を目にし、柔道畳を送る決意をしたそうです。

 輸送費用についてはこれからクラウドファンディングを実施し、協力を募るそうです。

モンゴルへの畳の輸送費用のクラウドファンディングへの協力依頼
Judo3.0の「モンゴルに畳を贈るプロジェクト」

 
搬出作業当日は朝8:30に東海大に集合。113枚の畳を前に記念撮影!


まずは一枚一枚、清掃するところから始めました


畳の清掃に使用したのは食器洗い洗剤。酵素の力で柔道衣の襟の汚れも良く落ちるそうですよ


清掃前

清掃後


JUDOs事務局員も清掃に参加


綺麗になった畳は、東海大学柔道部国際貢献係の皆さんがトラックまで運搬


運送業を営む柔道家・光﨑文利先生がトラックを運転し、倉庫まで運搬しました


作業後には本法人のフラッグにサインもいただきました!

★竹熊先生からのメッセージです。

「 JUDOsさまからリサイクル柔道畳をモンゴル国に送るプロジェクトにご寄付いただきまして、心より感謝申しあげます。
畳の運び出し、搬送作業のためにボランティアの方々にお集まりいただきまして、その力がなければ、みなさんの力を合わせなければ、本日の作業はできなかったと思います。心から感謝申しあげます。
この皆さんのご厚意をぜひモンゴル国の若い柔道家の方々、教育者の方々、障害者の方々に伝えて、感じ取っていただきたいと思っております。これからもどうぞよろしくお願いいたします」


judo3.0の皆さんありがとうございました!