2022年6月に発送した柔道衣50着が、マダガスカルで青年海外協力隊として活動を行っている岩堀睦宗さんのもとに届きました。
柔道衣を受け取る岩堀さん(右から2番目)
アフリカ南東のインド洋上に浮かぶマダガスカル。その首都のアンタナナリボには、柔道クラブが10ほどあり、子どもから大人まで約400人が通っているそうです。
岩堀さんはこれらのクラブを巡回しながら指導にあたっているほか、週に4回、誰でも自由に参加できる柔道教室を開講し、柔道普及に努めておられます。
アメリカ人の宣教師が作った新道場La porteでも指導を行っています。40名の子どもたちが柔道をはじめました!
マダガスカルでは、他にも外国語による教育を行うフレンチスクールやブリティッシュスクール、アメリカンスクール等のアフタークラスでも柔道が行われているそうですが、柔道用具が十分に揃っているとは言えないそうです。岩堀さんは来月から地方での巡回指導を計画しているということで、そちらでも柔道衣の配布を行っていきたいと話しています。
●岩堀さんからメッセージをいただきましたので紹介いたします。
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先日JUDOs様から頂いた柔道衣を、マダガスカル柔道連盟に寄贈し、連盟から柔道衣が足りていない道場に配布してもらいました。
マダガスカルで柔道は人気のスポーツの一つではありますが、未だに柔道専用の道場がなかったり、柔道衣が不足したりしている状況にあります。それでも、マダガスカルの柔道家は毎日楽しく練習に励み、礼儀作法や「自他共栄」の精神を養っています。今回の柔道衣が柔道家達の手に渡り、より一層、嬉しそうに日々の練習に取り組むようになりました。特に、初めて柔道衣を着て練習する子供の姿には感動しました。
この度は、ご支援を頂き本当にありがとうございます。今後マダガスカル柔道の発展に寄与していきたいと思います。
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