玄海旗柔道教室及び交流練習

9月23日、東海大学付属福岡高校で開催された第37回玄海旗中学生柔道大会(男子)にポーランド・ウクライナチームが出場しました。本法人事務局の小澤浩子、川戸円が大会を視察しましたのでご報告いたします。

大会翌日の24日は、全日本柔道連盟主催の柔道教室および交流練習が行われました。第1回玄海旗に出場したという中村兼三さんがコーディネーターとして参加し、講師は、穴井隆将さん、新井千鶴さんが努めました。


↑新井千鶴さんは得意の内股を解説しながら披露し、穴井隆将さんは大外刈りのための崩しについて説明しました。

柔道交流練習では、ポーランド・ウクライナチームも積極的に日本選手と組み合い、両者のチームも入り混じって行っていました。


憧れの穴井先生と


新井先生と笑顔で記念撮影。本法人では新井先生の母校・埼玉県寄居町の男衾中学校より畳の寄贈を受けることになっており、このことを新井先生に報告しました!


柔道教室終了後の記念撮影

午後にはグローバルアリーナに移動し、中西英敏東海大学教授による柔道教室を視察。近隣の道場からも小・中学生が参加し、和やかな雰囲気で柔道交流が行われました。


ダヴィド君のズボンの紐の結び方を正しくなおしてくださった中西教授、その後帯の結び方も丁寧に教えてくださいました


柔道交流練習の様子


中西先生と記念撮影


最後にお世話になったデフィールの須貝等社長(左から2番目)と藤谷梨瑚さん(右から2番目)大会実行委員事務局次長を務められた東海大学福岡高校の岩川武久先生と写真をパチリ

▼事務局から

  • 小澤より

「試合は1勝1敗という結果で決勝トーナメントに進出はできませんでしたが、試合に挑むという姿勢が見えて、ポーランド・ウクライナチームのモチベーションの高さが感じられました。2日目の柔道教室では、大会前に練習に参加した学校の生徒さんたちと話したり、組み合ったりする姿を見て、柔道は、絆を作ることができる素敵なものだと改めて感じました。大会前日の夕方から打ち合わせ、会場設営、進行準備など尽力された大学SPC、福岡高校の先生方と生徒さん、保護者の皆さま、九州地区のOBの方々、今回ずっと同行してくださったデフィールのお二人をはじめとした皆様に心から感謝とお礼を申し上げたいです」

  • 川戸より

「ポーランド・ウクライナチームは、来日するまであまり面識がなかったと聞いて驚くくらいチームの雰囲気が良かったです。中には柔道を始めて数カ月の子もおり、試合前には礼の仕方など知っている子がリーダーシップを取り練習していたのが印象的でした。コーチのアントニーさんが、テスト前に急に気合が入って勉強を始める子どもたちに似ている、と笑って話していたのが印象的でした。日頃の練習の成果を試す試合というのは子どもたちに良い刺激となったようでした。翌日の柔道交流では、日本人の子どもたちからたくさん話しかけられ、多くの友を作ることができました。畳の上で、言葉の違いも国も壁も超えた友情が培われるのを見ることができて、こちらもとてもうれしい気持ちになりました。
 コロナ禍での大会運営は大変だったと思います。福岡高校の先生方、お手伝いされていた保護者の皆さま、東海大学SPCの皆さま、大会に係った皆さまに感謝申し上げます」

その3(9月26日の東京研修)に続く