ザンビア共和国に柔道畳が届きました!

2月7日、アフリカ・ザンビア共和国に柔道畳100畳が到着し、現地より報告とお礼のお手紙が届きました。なお、柔道畳は本法人から、リサイクル柔道衣は、JICAの「世界の笑顔のために」プロジェクトを通じてそれぞれ送付しました。

私は2019年2月からアフリカ・ザンビア共和国でJICA海外協力隊として活動している坂野太軌(ばんの・たいき)と申します。この度は貴重な柔道畳を寄贈いただき、本当にありがとうございました。

寄贈いただいた100畳は、私が柔道指導にあたっているキトウェ市の「Kodokwan Judo Jujutsu Club」で使用させていただくことになりました。これまで使っていた畳は、約30年間も使い続けてきたとのことで、枚数も足りていませんでしたが、今回送っていただいたことで、畳はより厚くなり、地面がむき出しになっていたところにも敷くことができました。 

畳の入替作業は、クラブに通う地元の子供たちもすすんで行い、すべて敷き終わると、綺麗な畳の上で大はしゃぎしながら早速練習を始めていました。

今回、畳が新しくなったことで、よりアグレッシブで、より安全に練習を行えるようになりました。この畳の上で、私自身、さらに充実した指導と人間教育にあたりたいと気持ちを新たにしています。

なお、これまで使用していた畳は、空手道場や一般練習生の方へ寄付いたしました。それらの畳が、今後、日本の武道の普及・発展、躍進につながってほしいと思っております。

この度はたいへん素敵な贈り物をありがとうございました。

畳の寄贈先・Kodokwan Judo Jujutsu Club 代表

ジョナサン・クルーガーさんより

関係者各位 

私はザンビアのキトウェ市に1928年に設立された「Kodokwan Judo Jujutsu Club」(講道館柔道クラブ)代表のジョナサン・クルーガーと申します。

このたび、畳を寄付して下さったことにお礼を申し上げたいと思います。この寄付はトレーニングに励む恵まれない子供たちである若者や孤児に対し、柔道を指導することへの助けになります。私は日本の大阪で7年間過ごした経験があり、これまで柔道に35年間携わってきました。そしてこれからもできる限り、日本の柔道をザンビアに教えていきたいと思います。また、私はザンビア柔道界と日本との友好関係に感謝を申しあげたいと思います。私はいつかみなさんが、ザンビアのキトウェ市を訪れ、私の柔道場の様子を拝見してほしいと願っています。

KOKORO KARA DOMO ARIGATOU GOZAI MASHITA。

(心からありがとうございました。)

神の祝福がありますように。

ジョナサン クルガー 柔道マネージャー