パラオ🇵🇼より【ダイジョーブ日記 No.2】

JUDOsでは、海外で柔道指導者として活躍されている方々の声をお届けする「海外からの柔道指導だより」を掲載しています。

今回は、2025年3月まで東海大学柔道部の国際交流担当としてJUDOsの活動にかかわり、現在はJICA青年海外協力隊としてパラオで活動している田畑翔太朗さんからの報告第2段です!


ダイジョーブ日記🇵🇼 No.1

Alii !! こんにちは。

ダイジョーブ日記#2です。

皆さん、お元気でしょうか。私はパラオ生活も4か月を過ぎました。私はこの暑い気候にも慣れてきました。(何度か夜暑すぎてやばいと思いましたが笑)書いてはいたのですが、提出まで気が乗らなかったのが本音です。

活動の発展

柔道も進歩がありました。

なんと、自分がパラオに来た当初は2027年に開催されるパシフィックゲームズという(いわゆる太平洋州のオリンピックの試合)には出場しないと言っていたのですが、6名の選手を派遣することになりました。それに伴ってまずは週二回そのメンバーに向けての指導を行うことに決定したのです!!

今は週二回1時間半の短い練習です。それでも毎回全員参加は難しいですが、足りなすぎる基礎から一つずつ進んでいます。しかし、初めは時間ちょうどに始めることができなかったのが徐々にできるようになっていて嬉しい面もあります。

選手の能力が0に近いので、1年半(パシフィックゲーム開催は2027年夏)まに、でどこまで伸ばせることができるのか楽しみではあります。

うって変わって、子供たちの指導はやっぱり難しいです。カウンターパートは話しぶりから感じる、予想ですがだいぶ厳しく指導していたと思います。また、自分は楽しく柔道をしてくれたらいいというスタンスなのですが、会長は「もっと厳しく、ゲームなんてもってのほかだ」と言われてしまいました。(練習の時は一人なので、楽しませることをガンガンやってます)。

ここで、難しいなと思ったのが叱るということです。まだまだ英語が未熟な自分はうまい注意の仕方が分かりません。勉強中ですが、静かにしてほしいときは黙ったり、問題になる子に役割を持たせたり、褒めたりと工夫しています。


パラオ高校の食堂の奥に畳を敷いて柔道しています

高校の授業も一つの区切りが終わり、成績を付けました。

女子のクラスはみんな真面目で日本に興味を持っている子も多く、とてもやりやすかったです。食堂の奥で柔道を教える日が来るなんて思ってもいませんでした。

パラオ高校の校長先生には来学期もよろしくと言われたので、頑張ろうと思います!

ホームステイの洗礼

ここ2ヶ月ほど、このことでずっと悩んでいます。

私は現在、パラオの家族と一緒に生活しています。(パラオの私が住んでいる地域では多くの隊員はアパートです)

家族構成はホストマザー(57歳くらい)、長男(37歳)、長女(30歳)、次男(24歳アメリカ在住)、三男(20歳)全員1人ずつ子供がいます。基本は相手側の家にいて子供は一緒には住んではいません。私は一階に住んでいて、お母さんと長男、三男と住んでいます。

まず、衛生環境に悩まされています。家の中外はゴキブリやハエはすごいのですが、それ以上にメンタルブレイクされた出来事がありました。

パラオではバングラディシュ人とフィリピン人が出稼ぎにやってきています。私のホストファミリーにも農家として雇っている40歳過ぎくらいのバングラディシュ人がいます。基本家の外に小さい小屋があるのでそこで生活をしているのですが、私と末っ子が使っているトイレとシャワーをよく使っていました。もちろん私は注意とかはできず、見逃していたのですが、とある休日にお母さんにそこの掃除を頼まれました。何とか綺麗にしてその日の夜、外から帰ってきてシャワ-を浴びたらなぜか、〇んち臭いのです。三男が流し忘れたのかなと思ってトイレを見てもそうじゃない。

仕方なく耐えながらシャワーを浴びていて、ふと目線を下すと、シャワールームに〇んちが、、、、、、、、、、

頭真っ白になりながら自分で片づけました。

後に話すと、そのバングラディッシュ人じゃないかとのことでした。

その人には来た時から、様々な言動からあまりいい印象はありませんでした。この一件から、自分の中での許容範囲を超えた感じがしています(笑)

マイナスな話をしてしまい申し訳ありません。

家族は優しいのですが気疲れしているのが現状です。。

望星丸が来た


海洋調査研修船「望星丸」がパラオに到着

3月5日から望星丸という東海大学の船が学生の海外研修航海でパラオに来ていました。

JUDOsに頼んでいた畳のストッパーや柔道着を運んでいただきました。本当にありがとうございます。それに伴って、学生10名ほどが練習に参加してくれました。柔道をしたことのない生徒さんも来てくれたので、1時間みんなで楽しく身体を動かして交流してもらいました。長旅の後で疲れて、暑い気候の中、みんな元気いっぱいでコミュニケーション能力も高く、パラオの子供たちともすぐ打ち解け合ってすごいなと思いました。

その翌日には船内に招待していただき、パーティーに参加しました。

普段食べることのできない、美味しい日本食をいただけて大満足でした。その途中でで、私とパラオの生徒で投の形(手技)をデッキの上で披露させていただきました。

望星丸の甲板でパラオの教え子と投の形を披露しました

投の形をすることが決まった3週間前から、週二回ほど形の指導を行っていました。今まで講道館研修員として、形を学ぶ側であった私が形を多言語で教えることの難しさを痛感しました。教えている時は研修員の時、色んな先生方に指導していただいたことを思い出して懐かしさを感じたりもしました。改めて半年ではありましたが、本当にいい経験ができたなと思っています。

結果としてはそこそこの出来ではあったと思います。日本大使や各国の大使もいていいアピールになったのではないでしょうか。急遽、東海の学生ともコラボレーションできいい形で締めくくれたと思っています。

私も学生の時、学校内で望星丸の案内を見たことがあります。今回は、日本を出発してミクロネシア⇒パラオ⇒宮古島というルートだそうです。

望星丸での柔道交流の様子は、パラオの新聞に1面で取り上げられました

他にも話したいことがいっぱいありますが、ダイジョーブ日記#2はここらへんで終わりにしようと思います。

小さな島で活動しており、基本的に一人で動いているため、時折、自分だけが大変だと感じてしまうことがあります。しかし、実際には皆それぞれ日々さまざまなことに挑戦し、悩みながら努力しているのだと思います。自分も不満ばかり口にするのではなく、前向きに取り組んでいきたいと感じています。


JUDOsでは海外で柔道指導をしている方々の活動記を紹介しています。興味のある方は事務局までご連絡ください。