ネパール🇳🇵で2025年3月から柔道指導を開始した松本あゆみさんの活動報告が始まります。
2023年に同国のカトマンズやエベレスト街道のクムジュン村で活動し、本HPに「タシデレック☆エベレスト柔道」を連載していた山田美咲さんのあとを引き継ぎ、2025年バージョンとして掲載します。松本さんは2025年3月から5月まで現地で活動する予定です。
富士山より高い、標高3790メートルからの報告です!
3月から6月までネパールで柔道指導をすることになった松本あゆみと申します。今回、須貝等先生(デフィール)との繋がりでJUDOsさんからご支援を賜り活動しております。活動報告から何か一つでも心に留まるものがあれば幸いです。
3月10日
日本を出発しました。空港に着くとネパールでカメラマンをされている古屋祐輔氏とPasang氏が出迎えてくださいました。そのまま柔道関係者の方々と打ち合わせ、夕食をご一緒させていただきました。
3月11日
午前はネパールのナショナルチーム、午後は子どもたちを対象に指導しました。
午後の稽古
3月12日
新ルールに関するセミナーが行われ夕方から子どもたちを対象に指導しました。
セミナー写真
2日間にわたる指導では、私が要点を伝えると参加者の皆さんが同じ動きをやろうと一生懸命に取り組んでくれました。それは根底にある学びたいという貪欲さと真剣な思いからくるものだと感じました。
3月13日
ホーリー祭という行事があり、街中の子どもたちが水風船や水鉄砲を使って水をかけあっていました。カラフルな粉を顔全体に塗りとても盛り上がっていました。お世話になっているPasang氏の自宅に招かれ、ご家族と食事をご一緒させていただきました。その後、近所の子ども達と水をかけあったり路地にあるものを使って家をつくったりしてとても楽しい時間を過ごしました。
ホーリー祭
Pasang氏 ご家族と
3月14日
カトマンズ空港から「テンジン・ヒラリー空港」へ移動しました。私は以前からこの空港を訪れてみたいと熱望していました。なぜならば、史上初めてエベレストの登頂達成を果たした2人の友情の物語を知っていたからです。
エベレストの初登頂を成功させたのはTenzing Norgay氏とSir Edmund Hillary氏です。(1953年5月29日)
Tenzing Norgay氏の言葉
「エベレストは単にどこか一つの国の頂上ではなく地球全体の頂上です。この山は東洋と西洋、双方の男によって登られました。エベレストは私たちみんなの山なのです」
「Sir Edmund Hillary氏はその後シェルパの方々の生活改善に尽力、道を整備し山の斜面を切り開き物資を運ぶための小さな滑走路を作りました」 (NHK 映像の世紀バタフライエフェクト「エベレスト 栄光と狂気」2023年12月11日放送)
https://www.nhk.jp/p/butterfly/ts/9N81M92LXV/episode/te/1VM911MW6N/
それが「テンジン・ヒラリー空港」です。
その「テンジン・ヒラリー空港」に到着すると柔道衣を着た子どもたちが温かく出迎えてくれました。彼らはわざわざ山道を登り空港まで来てくれていたのです。山に住む人々の高貴な精神性を感じるとともにこの温かい心を大切に繋いでいきたいと思いました。
テンジン・ヒラリー空港にて
Tenzing Norgay氏が点ではなく世界、地球全体として捉えたエベレスト。柔道も同じような思想をもっていると思います。
空港で出迎えてくれたエベレスト柔道クラブの子どもたちと一緒に食事をし、その後稽古をしました。(JUDOsさんから預かった柔道衣を渡し、写真撮影)このエベレスト柔道クラブで26日間柔道指導をさせていただきます。皆さんの役に立てるよう、私自身も成長できるように一日一日を大切に過ごしていきたいです。
エベレスト柔道クラブにて
JUDOsさんからの柔道衣をお渡し
新年を祝う行事(ネパールの暦はビクラム暦です。今年は2081年。新年は4月ということでした)
ネパール料理
JUDOsでは海外で柔道指導をしている方々の活動記を紹介しています。興味のある方は事務局までご連絡ください。