JUDOsでは、2024年10月3日~11月4日、6カ国・6名の柔道指導者を受け入れ、「国際柔道コーチングセミナー」を開催しました。
このページでは、セミナーをサポートした東海大学柔道部国際交流担当の学生の感想を紹介します。
[質問項目]
1. コーチングセミナーに参加した感想は?
2. 一番印象に残ったことはどんなことですか。
3. セミナーの参加前と後で何が変わりましたか。
岩本莉樹(法学部 法律学科4年)
1. 今年は昨年よりも授業数が少なかったため、空いた時間はすべて参加するつもりで臨みました。セミナー期間中は忙しくて、大変だと思うことも多くありましたが、ひとつずつスケジュールをこなしていく充実感や達成感のようなものも感じていました。道場視察に同行させていただいた際には、各道場の指導者による個性的かつユニークな指導法を勉強することができました。この1カ月の経験を今後の活動に活かしていきたいと思います。
2. 少年柔道の視察の際に、コーチ陣が子どもたちとすぐに打ち解けていた様子が印象に残っています。子どもたちに言語は通じなくても、それぞれのコミュニケーションのとり方で、打ち解ける様子は目を見張るものがありました。
3. ウォーミングアップ、補強トレーニング、技術指導法など、新たな経験をすることができ自分自身の指導のレパートリーが多く増えたと思います。
田畑翔太朗(体育学部 体育学科4年)
1. 去年に引き続きサポート学生として参加させていただきました。セミナー中はコーチたちの前でデモンストレーションを多くさせていただき、良い経験になったと感じています。また私自身もコーチたちから国際的な柔道の試合についてや自国での指導法など多くのことを学ばせてもらいました。来年から海外で柔道指導を行う中でこのセミナーは自分にとっても大きな経験になりました。柔道だけでなく、日常生活も共にする中でコミュニケーションの大切さや各国の文化を知る機会になり、大きく成長できたと思います。
2. コーチたちの学ぶ姿勢です。メモを適宜とっていたり、動画に残していたりしていました。食事のときも柔道のことについて質問や話をして本当に柔道が好きなんだなと、母国ではない国で生まれた競技をここまで愛していることがすごいなと感じました。
3. 人前で技術を見せるということに恥じらいがありましたが、自信を持ってできるようになりました。コミュニケーション能力がより身についたと思います。
関 優樹(体育学部 武道学科3年)
1. コーチングセミナーに参加して、柔道を通してさまざまな国の方々と関わることができ、とても良い経験になりました。また、光本レッスンでは、柔道を初めたばかりの子供達にどのようわかりやすく教えるかという、自分たちが普段考えていない、指導者としての目線になって学ぶことができ、さまざまな指導法を学ぶことができました。しかし、英語があまり話せなく各国のコーチの方々とあまりコミュニュケーションをとることができなかったので、来年のコーチングセミナーまでには、少しは英語を話せるようになりたいです。
2. 私が1番印象に残ったことは、コソボのツキさんに教えてもらった肩車の入り方です。英語で教えてもらったのでしっかりと理解することは難しかったですが、柔道を通して、違う国の方と話すことができたのでとても印象に残りました。
3. セミナーに参加する前までは、コーチの方々とコミュニケーションがしっかりとれるの不安でした。しかし、日常会話は難しかったですが、柔道に関する内容の話しは英語でも会話することができ、改めて柔道の素晴らしさに気づくことができました。
中山 康(体育学部 武道学科3年)
1. 海外で指導するコーチの方々のサポートをさせていただく中で、柔道の基本を学び直すと同時に、日本と海外の文化の違いや考え方の違いについて学ぶことができました。コーチの方々のお人柄もよく、非常に充実した期間となりました。また、今後海外の選手やコーチと関わっていく際に必ず役に立つ知識やスキルを身につけることができました。この経験を様々な場面で活用していきたいと思います。
2. 1番印象に残ったことは海外の柔道の特徴として、あまり左右差がないことです。様々な動きや技を行う際にコーチの方々は左右両方の動きがうまくできていました。日本は左か右かで指導されるケースが多いが、海外は小さい頃から両方を指導されているため、左右差がないのだと感じました。これは文化の違いや柔道に対する考え方に違いがあるのだと感じました。
3. セミナー生とのコミュニケーションを通じて、英語のレベルが少しずつだが向上し、海外への興味が以前より高まっていると感じました。また、柔道の基本的な動きや不規則な動きを行うことで自分自身の柔道に活かすことができました。
太田栄士(文学部 歴史学科 考古学専攻2年)
1. サポートをする中で、自分にとってもためになることが多いと感じました。英語がわからなくても柔道を通じて、コーチたちと交流できたことから柔道の新たな魅力を感じることができました。
2. コーチたちが、会うといつも笑顔で握手を交わしてくれたこと。
3. 柔道を競技として見ることが多かったのですが、言葉がわからなくても交流することを可能にする道具になるということを知ることができました。
塩谷颯大(体育学部 生涯スポーツ学科2年)
1. 初めてコーチングセミナーにサポート学生として参加して、国や言語、障がいの壁を越え、柔道という共通の競技を通してみんなが一つになれることにとても感動しました。また、光本先生のレッスンにはたくさんのバリエーションがあり初心者や未就学児からトップ選手、指導者まで、レベルや立場、環境に応じた適切な指導法が確立されており、参加したどのレッスンでも学ぶことが多くあり非常に有意義な時間を過ごすことができました。特に光本スペシャルや先生のワンポイントでの英語等がとても印象に残っています。
2. 一番印象に残ったのは、デフ柔道の練習の中で、練習メニューの切り替えの際に照明を一瞬だけ消していたことです。普段何気なくブザー音として聴覚で認識していたものが、照明による視覚での認識に変わっただけですがとても新鮮でした。
3. セミナーに参加する前より、明らかに英語力が上がりました。今までには知らなかった英単語も覚えることができ、実際に外国の方と話すときにも前よりうまく話せるようになったと実感しました。また、子どもとの関わり方も少しうまくなったような気がします。
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