東京オリンピック出場インタビュー【イアン・サンチョ】

東京2020オリンピックに出場したIOC/OS奨学生のコスタリカのイアン・サンチョさんに、オリンピックの感想を聞きました!

【イアンさん(左)・弟のフリアンさん(右)】

1. オリンピックでの一番の思い出は何ですか?

すべての試合が終わり、名前が呼ばれ立ち上がった瞬間です。

小さい頃からの夢であった、オリンピックに出場するために行ったことが思い出されました。オリンピックに向けて一緒に努力をしてきた弟のフリアンの声も聞こえました。メダルは取れませんでしたし、もっと戦いたかったですが、それでもオリンピックに出場できたこと、やるべきことをやれたという充実感がありました。

2. 試合に関しての感想を教えてください

日本で長い間積み上げてきたことをオリンピックで出せたと思います。フリアンが戦術を考えてくれ、コーチの席から彼の声が聞こえました。一緒に戦った気持ちでした。

3. 開会式には、参加しましたか?参加した方は、感想をお願いします。

参加しました。

開会式2日前に、旗手を務めさせていただくということを聞き驚きました。開会式は見たことないような不思議なプレゼンテーションやライトアトラクション、パフォーマンスがありました。

待ち時間には、他の競技の選手たちとたくさん話をすることができました。

4. 選手村での生活は、どうでしたか?

1週間の滞在でした。初めてのオリンピック、すべてのことが新鮮でした。食堂はすごく大きく、食べ物はおいしかったです。ベッドは初めに慣れない感じがしましたが、快適でした。選手村での生活は楽しかったです。

5. オリンピックを経験し、何がかわりましたか?

夢であったオリンピック出場という夢をかなえることができました。やりきった気持ちがあります。パリ・オリンピックにも出たい気持ちはありますが、少し今までの気持ちと違ってきています。将来的には、オリンピック出場という経験を活かし、子供たちへ柔道を広めたいとも考えています。