2025年10月7日~11月4日、7カ国・8名の柔道指導者を受け入れ、本法人主催による「国際柔道コーチングセミナー」を開催しました。。
このページでは、セミナーをサポートした東海大学柔道部国際交流担当の学生の感想を紹介します。
[質問項目]
1. コーチングセミナーに参加した感想は?
2. 一番印象に残ったことはどんなことですか。
3. セミナーの参加前と後で何が変わりましたか。
関優樹(体育学部 武道学科4年)
1. このような素晴らしいセミナーに参加させていただいて、柔道を通して様々な国の方と関わることで色んな文化を体験することができ、柔道の偉大さを改めて実感することができました。またセミナーにおいては光本先生や様々な道場、学校の先生方など普段は聞くことのできない、指導方法や指導者の考え方を学ぶことができとても良い経験になりました。
2. 私が1番印象に残ったことはアゼルバイジャンのナショナルチームの規則や指導方法です。日本とは違う国のナショナルチームのことを知ることができ、アゼルバイジャンの強さの理由を改めて知ることができました。
3. セミナーに参加する前までは、年代に合わせた指導方法に対しての理解があまりありませんでしたが、このセミナーを通して、小学生、中学生、高校生のレベルに合わせた指導方法を学ぶことができました
岸田耕平(体育学部 武道学科4年)
1. 一カ月のセミナーの中で多くの活動に携わらせていただきました。各国の文化や言語そしてセミナー生たちのコーヒーに対する情熱はとても興味深かったです。
光本先生をはじめ、多くの先生方の指導方法や指導理論を学び自身の知識の幅を広げる事ができたと共にそれを違う言語で伝える難しさを感じる事ができました。
ただ、言語が通じにくいそんな状況でも柔道を通じて絆を深めていく中で幼い頃からやってきた柔道の無限の可能性を秘めていることを肌で実感し喜びと興奮で心が熱くなる瞬間がいくつもありました。
柔道は偉大です。これからもこのような活動を通じて柔道の発展に携わっていくと共に、言語など自身のスキルアップに繋げて行きたいと感じました。
2. 私がセミナーを通じて印象に残っているのは宗教です。特にイスラム教の文化に興味を持ちました。1日に5回サラートと呼ばれる礼拝を行い、その様子をたくさん目撃しました。ルールも厳しく飲酒や異性との接触も禁止されています。その背景には厳しい砂漠の環境で生きていくための科学的な理由があることなど知れば知るほど細部まで考え尽くされたおもしろい宗教だなと感じました。
中には2年前までキリスト教で最近イスラム教に変わったなど信仰の自由という観点でも興味深かったです。
3. 他国の食文化に対する考え方が変わりました。
セミナー生と一緒に回転寿司へ行った際、醤油を嫌がるセミナー生がいました。他の場面でも、みたらし団子を好まない様子を見て日本の醤油文化が必ずしも万人受けされるわけではない事を実感しました。醤油を使わないと寿司の味が物足りないようで、七味やワサビを使って工夫して食べようとしていましたが、私達から見たら「マグロに七味をかけるのか」と驚きました。その後、寿司をあまり好んで食べなくなった人もいてもったいないし残念な気持ちになりました。
海外の方々は他国の食文化に対して慎重で、とりあえず食べてみようと挑戦する事が少ない傾向があると感じました。正しく日本食を伝える事の難しさを痛感すると同時に、カリフォルニアロールのような日本人から見れば邪道な料理が生まれる理由も少し理解できるようになりました。
一方で自分自身もミャンマーの方から激辛のスパイシー料理を勧められ、食べるのに苦戦しました。笑
このような経験から食文化を拒絶するのではなく本来の形とは異なっていても、その文化の存在を尊重し、広めていくことに意義があるのだと学びました。
花 偉航(体育学部 武道学科卒業生)
1. 今回は初めてコーチングセミナーを参加させて頂きました。この1ヶ月は、私も1人の学習者の立場に立って多くの知識と技能を学び、色んな考え方や見方を見つけて、そして多くの友達をできました。とても素晴らしい経験をもらって、非常によかったと思います。私たちは柔道があるこそここにいる、柔道があるこそ友達になり、これは柔道の魅力であり、柔道をやってよかったと思いました。これもコーチングセミナー1つの価値だと思いました。今後もし機会があれば、また参加頂きたいです。 この1ヶ月の間に一番印象に残ったことといえば、やばり最後のパーティーですね。もちろん毎回は毎回の特殊なところがあり、毎回は印象に残っていますが、このパーティーは最後にまとめ的なものだからです。
2. この1ヶ月の間に、もちろん色んなことを学んで、色んな考え方や見方を見つけました。その以外に、最初誰も知らなかった私たちから今友達になって、ファミリーになった私たち、こういう見知らぬ人からよく知っている過程はなんて幸せなんだろう、これらは私たちの人生に独特の印を残すはずだと思っています。だから最後のパーティーは私にとって一番印象に残ったことです。
3. 最初はコーチングセミナーってどういうもののは全然知らなかったが、不安をもってとりあえずやろうと思って始めました。しかしやりながら先生からのはもちろん、研究生の皆さん、また手伝いの皆さんから色んな専門的な知識と技術の考え方や見方をたくさんもらいました。コーチングセミナーの意味や価値も凄く理解させました。こういう組織があるのが今の柔道界には非常に役立つであるものだと考えています。
石崎皇丞(体育学部武道学科4年)
1. 今回コーチングセミナーに参加して他国の文化や、独自の柔道の技術を知ることができて自分自身の成長につながった。また、コーチ達の柔道指導に対する思いが強く、光本先生や藤井先生のレッスン、そしてテーピング指導などのあらゆるレッスンでの情熱が伝わってきた。
2. 印象に残ったのは、小学生や素人へのコーチングの面で、大人とは違い幼いのでどのようにして理解させるのか、テクニックだけではなく礼節をも重視して、教えるのが日本独自の指導方法で海外にはない面というところで印象に残っている。
3. セミナーに参加する前と後では、まず、言語の違いで、今回は統一して英語でコミュニケーションをとっていたが、日本人はコミュニティとしての英語を中学、高校で学んでいなくその面でいかにしてコミュニケーションを取っていくかについて考えさせられました。そして、世界的な政情などの課題にも触れられていい経験になりました。
太田栄士(文学部 歴史学科3年)
1. 英語はうまく話せず、フランス語も話せないため会話することが難しかったですが、昨年参加した時よりもコミュニケーションが取れてよかったです。
2. レッスン終了後にそれぞれの得意技を見せ合って研究したこと。
3. お互いに柔道をしている人間であるというだけで、言語は違くてもコミュニケーションが取れてしまうと改めて考えられたこと
塩谷 颯大(体育学部 生涯スポーツ学科3年)
1. 今年で2回目の参加でした。昨年よりも多く光本レッスンに参加することができ、柔道の「教育」としての側面について、より深く学ぶことができた。本セミナーを通して、選手が自ら考え、主体的に成長できる環境づくりが重要であると学んだ。特に、指導者が全てを教えるのではなく、選手に考えさせたり、動きの中でコツをつかませたりすることが大切であるという点がとても印象に残った。今回の学びは、今後の競技生活だけでなく、将来的に柔道を指導する立場になった際にも活かしていきたい。
2. 一番印象に残ったのは、国や言語、文化が違っていても、柔道を通して人と人がつながれるという点である。セミナーの中で、子供たちとの交流の様子を見て、言葉が十分に通じなくても、礼や稽古への取り組み方、技を通したやり取りによって自然と笑顔が生まれていることが強く印象に残った。国際コーチングセミナーを通して、柔道は世界共通の価値を持ち、国境を越えて人をつなぐ力を持っている競技であると再確認した。
3. セミナー参加前は、柔道を主に技術や勝敗の面から捉えており、指導においても競技力向上を重視して考えることが多かった。しかし、セミナーを通して、国や文化の違いを越えて人と人をつなぐ力が柔道にはあることを学び、柔道をより広い視点で捉えるようになった。特に、子供たちとの交流を通して、柔道が技術の習得だけでなく、相互理解や人間的成長を促す教育的な役割を持っていると実感した。今後は、競技面だけでなく、柔道の持つ国際性や教育的価値を意識しながら柔道に取り組んでいきたい。
市村 煌大(体育学部武道学科2年)
1. 今回初めてコーチングセミナーに参加して、教えてもらったことをスマホやノートに残す姿勢を見て、私は柔道には人を魅了する力があると感じました。
2. 一カ月を通して柔道に対する姿勢や考え方、目指す目標を再確認できました。
3. 外国では色んな格闘技の技術を取り入れていること 自分がいる環境は決して当たり前ではないこと、柔道を取り組む姿勢

