国際柔道コーチングセミナー2025:研修生、アシスタントコーチの感想

2025年10月7日~11月4日、7カ国・8名の柔道指導者を受け入れ、本法人主催による「国際柔道コーチングセミナー」を開催しました。。

 このページでは、セミナーに参加した研修生とアシスタントコーチの感想を紹介します。

[質問項目] 

1.  コーチングセミナーに参加した感想は? 
2.  一番印象に残ったことはどんなことですか。 
3.  セミナーの参加前と後で何が変わりましたか。
 


Felipe Sanchez
フェリペ・サンチョス(スペイン🇪🇸)

1. セミナーに参加する前に、昨年このコースを受講したコソボのCukiと話をしていました。そのため、このコースでどのようなことが学べるのか、事前に良いイメージを持って参加することができました。期待はとても高かったのですが、実際にコースを修了してみて、本当に参加する価値があり、とても素晴らしい教育的なコースだったと感じています。 “私はこれまでに何度か日本を訪れ、他の大学でも練習をしてきましたが、東海大学には特に強い印象を受けました。選手の質・量の高さはもちろんのこと、柔道に限らず、大学全体の雰囲気に感銘を受けました。バスケットボール、ラクロス、陸上競技、柔道、剣道など、多くの学生がスポーツに非常に真剣に取り組んでおり、その様子はアメリカの大学のようで、とても魅力的だと感じました。

2. このコースについても、訪問した場所の多様さに大変感動しました。個人道場、高校、ナショナルトレーニングセンター、大学など、さまざまな場所を見学することで、日本の柔道を年代やレベルの違いごとに理解することができ、とても良い全体像をつかむことができました。” “私にとって、このコースは柔道の原点に立ち返るような経験でした。私が子どもの頃に指導を受けていたコーチは日本の柔道から強い影響を受けており、常に柔道における基礎の大切さを教えてくれていました。このコースでも、その基礎を徹底的に学ぶ機会が多くありました。

3. 日本の柔道の本質を理解すること、そして柔道の精神をどのように捉えるのかを学ぶことはとても重要だと、改めて強く感じました。



Osama Neyaz
オサマ・ネヤズ(サウジアラビア🇸🇦)

1. このセミナーに参加できたことは、本当に素晴らしい経験でした。指導者の先生方から多くのことを学ぶとともに、さまざまな国のコーチの皆さんと意見交換ができたことも、とても有意義で楽しい時間でした

2. 私が最も感銘を受けたのは、セミナーの運営の素晴らしさと、日本人講師の先生方が共有してくださった深い知識です。細部にまで行き届いた配慮や指導方法は、とても刺激的で学ぶことが多く、強い印象に残りました。

3. セミナーに参加したことで、指導に対する理解がより深まりました。柔道の技術や選手育成について新たな視点を得ることができ、今後の指導にぜひ生かしていきたいと考えています。



Elnur ismayilov
エルヌール・イスマイロフ(アゼルバイジャン🇦🇿

1. 東海大学で開催されたコーチングセミナーに参加できたことは、私の柔道人生の中でも最も価値のある経験の一つでした。このセミナーは新しい技術を学ぶ場であるだけでなく、日本の柔道の根底にある哲学――敬意、調和、そして不断の自己研鑽――を理解する機会でもありました。

2. 毎日が刺激と規律、そしてチームワークに満ちており、すべての稽古やディスカッションを通して、柔道の真の精神を感じることができました。” 私が最も印象に残ったのは、セミナー全体に流れていた前向きで互いを尊重する雰囲気でした。参加者一人ひとりが学ぶこと、そして経験を共有することに意欲的で、国の違いを超えた協力と友情の精神を強く感じ、心から素晴らしいと思いました。 “セミナーに参加したことで、指導における教育的・人間的な側面を、これまで以上に大切に考えるようになりました。選手を育てるということは、技術を教えるだけでなく、その人の人間性や精神面を導いていくことでもあるのだと理解しました。

3. また、日本で学んだことを母国のチームに伝えていくことへの自信とモチベーションも得ることができました。



Myat Pan Nwe
ミャッ・パン・ヌェ(ミャンマー🇲🇲)

1. この研修で特に印象に残ったのは、指導者の先生方の指導方法と、その高い規律意識でした。授業では原理や考え方だけでなく、実践的な体験も取り入れられており、学びの過程がとても興味深く、充実したものになっていました。

2. 特に、集いの場としてふさわしい、清潔で整然としたスポーツ施設の環境が非常に印象に残りました。

3. この研修を通じて、柔道指導者としての今後の新たな方向性を見いだすことができました。今後は、この研修で得た経験を生かし、ミャンマーにおける柔道の発展に貢献していきたいと考えています。



Aleksandrs Lescinskis
アレクサンドルス・レシンスキス(ラトビア🇱🇻)

1. セミナー初日から最終日まで、すべてにおいてとても素晴らしかったです。
2. 東海大学での柔道練習、高校への訪問、井上先生の講習、藤井先生の講習。
3. 稽古の負荷、打ち込みの重要性、そしてさまざまな状況を想定した柔道の実践練習。



Mourou carl
モウル・カール(ガボン🇬🇦)

1. セミナーに参加しての感想としては、柔道について学ぶ機会として、JUDOs(ジュドーズ)に参加者として選んでいただけたことを大変光栄に感じています。

2. 日本人の文化や生活様式にはとても感銘を受けました。日本人の妻がいるにもかかわらず、改めてその素晴らしさを強く感じました。
物事に対する規律と厳しさ、そして他者への相互の敬意が、あらゆる場面で大切にされていると感じました。

3. このセミナーを通して、柔道が日々の稽古を通じて私たちに伝えている価値を理解することができました。また、広島の平和記念資料館を訪れたことで、人生において「許すこと」がいかに大切であるかを学び、日本人が命をとても大切にしているという深い価値観を理解することができました。



Wiktor Sobieraj
ヴィクター・ソビェライ(ポーランド🇵🇱)

1. セミナーは知識、稽古、そして日本の文化がとても豊富でした。
技や指導方法を学び、吸収するために多くの時間が割かれており、
その内容は、きっと私たちの道場において
皆さんの知識として反映されていくと思います。

2. 一番感動したのは、Yuko Fuji 先生のトレーニングでした。
なぜなら、私の空手の原点である松原先生との最初の稽古を思い出させてくれたからです。
まるで「白紙の状態」の自分に戻ったように感じました。Mitsumoto 先生のトレーニングも、たくさんの満足感と知識を与えてくれました。”

3. セミナーを終えて、私は柔道の基礎指導に関して、より深い知識を得られたと感じています。自分の理解がさらに深まり、そして日本のトレーニングスタイルや所作を少し吸収できたように思います。それがとても嬉しく、気に入っています。



Ali Alqahtani
アリ・アルカフタニ(サウジアラビア🇸🇦)

1. セミナーに参加した感想は、非常に前向きで、全体を通して大変満足のいくものでした。各セッションはよく構成されており、内容も充実していて、参加しやすく魅力的でした。特に、経験豊富な指導者の先生方から学べたことや、さまざまなバックグラウンドを持つ参加者と意見交換ができたことを高く評価しています。

このセミナーを通して理解が一層深まり、今後の仕事に生かせる新たな視点を得ることができました。総合的に見て、とても価値があり、実り多い経験だったと感じています。

2. 私が最も感銘を受けたのは、指導者の先生方が示してくださった高い専門性と深い知識です。複雑な内容を、分かりやすく実践的に説明するその指導力は、私に強い印象を残しました。

また、参加者同士の前向きな雰囲気や高い交流のレベル、そして誰もが学び、経験を共有しようとする姿勢にも感動しました。こうした要素が、このセミナーを刺激的で非常にモチベーションの高まるものにしていたと感じています。

3. セミナーに参加したことで、私自身にいくつかの大きな変化がありました。重要な概念について、より明確に理解できるようになり、それらを実践に落とし込むための、より体系的な考え方を身につけることができました。

また、このセミナーは自信を高めてくれると同時に、学び続けたいという意欲を強く刺激してくれました。新しい技術やアイデアを取り入れ、これまでの指導や仕事をさらに向上させたいという気持ちも生まれました。

さらに、他の参加者と出会えたことで視野が広がり、貴重な人脈を築くことができたことも大きな収穫です。総合的に見て、このセミナーは私の技術面だけでなく、考え方や姿勢の面においても非常に前向きな影響を与えてくれました。



Riki IWAMOTO
岩本 莉樹(アシスタントコーチ🇯🇵)

1. 今年で3度目のコーチングセミナーに参加させていただきました。アシスタントとして参加者のコーチたちをまとめられるか、不安な気持ちと、ワクワクする気持ちが半々で、充実した1ヶ月のセミナーはあっという間に終わってしまいました。それぞれのコーチが異なる角度からの感性を持っており、おなじセミナーを受けていても多様な価値観を共有することができたことがとても素晴らしく思えました。このセミナーでの経験は、今後の海外での指導にも大きな力になると思います。

2. 光本先生の日々のご指導です。3年目のセミナー参加でしたが、先生のアイデアの引き出しの多さにはいつも驚かされていました。過去のコーチングセミナーで見かけなかった新たなコーチングのアイデアが多くあり、自分自身が新たに指導方法を考えるうえでのヒントをいただけたように感じます。

3. それぞれ育ってきた国や、環境がちがうコーチたちの中で、それぞれの良さを共有し、柔道の素晴らしさについて再認識することが出来ました。それは、セミナー前には無かった新たな柔道の輪の広がりであり、セミナー後もこの柔道の輪を大切にして、自分自身の指導者としての人生に活かしていきたいです。