オーストラリア🇦🇺の子どもたちへ柔道教室を開催

2025年4月20日〜30日、オーストラリア🇦🇺・シドニーのOKO柔道クラブの子どもたちを対象に、柔道を学ぶトレーニングツアーを実施しました。

OKO柔道クラブは、東海大学体育学部武道学科の卒業生・王皓さんが指導しています。今回は講道館の見学や豆蔵柔道クラブへの出稽古をJUDOsが調整。4月22日には、東海大で柔道教室を開催しました。

指導を務めたのは、王さんの恩師でもある光本健次・本法人国際担当師範です。
この道場でたくさんの世界チャンピオンが練習していると聞き、緊張した様子で道場に足を踏み入れていたOKO柔道クラブの子どもたち

 
光本師範が「叩いてごらん」と促し、道場に置かれた大太鼓を子どもたちが叩くと、その大きな音に驚きながらも、少しずつ緊張がほぐれていった様子

柔道教室は受身の基本の確認からスタート。その後、バランス感覚を養うエクササイズや基本動作を取り入れながら進行しました。

光本師範は、体の使い方や相手の動きを感じ取ることの大切さを伝え、子どもたちが飽きることのないようテンポよく指導を行いました。

教室の終盤には、国際交流担当の中山康さん、関優樹さん、JUDOsサポートスタッフのマイケル・ミラーさんも参加し、乱取りを実施。

子どもたちは身体を持ち上げられてぐるぐる回されると大喜び!! 笑顔と歓声があふれる楽しい時間となりました。


▼参加した学生・スタッフの感想

・中山 康さん(体育学部武道学科4年)

「今回の柔道教室では、海外の子どもたちが中心だったため、言葉だけでなく笑顔やハイタッチなどを使ったコミュニケーションをとても意識しました。また、子どもたちと同じ目線に立ち、一緒に楽しむことの大切さを実感しました。

今後はさらに言語やコミュニケーション能力を磨くとともに、柔道指導の方法や伝え方のアイデアをもっと増やしていきたいと思います!」

・関 優希さん(体育学部武道学科4年)

「英語はあまり話せませんでしたが、その中でもできる限りコミュニケーションを取ろうと努力しました。柔道だからこそ、海外の方々とつながれるのだと実感しました。またこのような機会があれば、ぜひ参加したいです!」

・マイケル・ミラーさん(JUDOsサポートスタッフ)

「とても素晴らしい時間でした。子どもたちはまだ小さかったこともあり、大きな道場に驚いている様子でした。日本の道場のシステムにも興味を持っていましたが、練習が始まるとすぐに一所懸命になり、熱心に取り組んでいました。

このような活動は、世界に柔道を広めるうえで大いに役立つと感じます」