「Girls Judo リボンフェスティバルカップ」初参加レポート!

2025年2月16日、神奈川県横浜市浅野中学校・高等学校で開催された第一回「Girls Judo リボンフェスティバルカップ」にJUDOs事務局の川戸が参加しました。

この大会は、今年発足した東京・関東地区女子柔道振興会が主催し、関東柔道連合会と関東甲信越の1都6県(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県)の各柔道連盟の共催により行われました。

今大会は、女子柔道の普及・発展はもちろんのこと女子選手の交流も目的となっています。そのため大会では試合だけでなく、選手同士が交流をしやすいようにレクリエーションや合同練習も行われました。

参加したのはすべて女子で、小学生129名、一般25名。 柔道を初めて間もない私(川戸)にとっては、人生初の公式戦でした。

大会当日、浅野中学・高校の最寄りのJR新子安駅では、柔道衣姿の桐蔭学園高校女子柔道部の皆さんがお出迎え。 浅野中・高校までまったく迷わずに到着できました。学校の入口には浅野中学・高校の柔道部員が待っていて下さり、迷うことなく会場(柔道場)に到着できました。

会場は、大会名の通り、会場には真ん中に大きな赤いリボンが飾られていました。受付では、柔道衣の布を使ったリボンのプレゼントも。今大会は、金属を使わなければ柔道衣にリボンをつけてもOK!カラー柔道衣もOK!という特別ルールが採用されており、かわいらしい柔道衣を着た参加者もたくさんいました。

10時、東京・関東地区女子振興会の会長・森山かおり先生の挨拶で大会が開会しました。

試合は1チーム約30名の団体戦です。 赤、青、黄、白のチームに分かれ、1人につき2試合行いました。

対戦相手は所属が異なる人となるように設定され、いろいろな道場や違う県の人と試合をすることが出来るようになっていました。チーム戦ということで、知り合いがいなくても試合に出てチームの方々と一緒に応援をすることが出来ましたし、色々な話をすることもできました。このような楽しめるような配慮はとてもうれしかったです。

 

私は赤チームの一員として出場。2試合ともに負けてしまいましたが、(1試合目:払腰で一本負け、2試合目:内股からの抑え込みで合わせ技一本負け)試合後にどこも痛いところもなく終わったので、よし!ということで・・・。 意外だったのは、自分の中に「もっと練習したいな」という想いが出てきたことでした。

私以外の皆さんが頑張ってくれたおかげで、赤チームは試合部門で1位となりました。

試合後は、楽しいレクリエーションタイムです。 子どもたちによる柔道の動きを使ったかわいらしいダンスや、ギター演奏などがありました。

午後にはNPO法人レインボーリボンの緒方美穂子先生による講話と、未就学児によるハイハイ競争が行われました。

その後、全員でボクササイズをした後、合同練習を行いました。

普段組み合うことのできない方たちと一緒に練習できるのは、この大会ならではでした。

 

合同練習のあとは、綱引きと大玉リレーです。試合のときに組んだチームで行ったので盛り上がりました。綱引きでは、チームの中で子ども・大人に別れ2回対戦しました。赤チームは、子どもたちチームが勝ち進み、決勝で大人チームが戦いました。残念ながら大人チームは敗北・・・。応援してくれていた子どもたちのがっかりした顔が忘れられません。

大玉リレーでは、子どもたちからスタートし、最後は私たち(大人の参加者)へ。綱引きで負けた分、全力で走りました。1番で戻って来れた時の子どもたちのほっとした顔が忘れられません。


最後に、稲川郁子先生と齋院志津子先生による「柔の形」の演武がありました。やわらかくしなやかで凛とした演武に感激しました。

最終結果は、赤チームの勝利となりました。何も貢献できませんでしたが、賞状をいただくのは何歳になってもうれしいですね。

大会に参加してみて、「東京・関東地区女子柔道振興会」の先生方が、女子柔道を盛り上げようと様々な面で工夫をされているのを感じました。

何より参加させていただきとてもとても楽しかったです! このような大会が開催されなければ、私は多分ずっと試合に出ることはなかったと思います。大会を開催して下さりありがとうございました。

第二回は、来年の2月15日(日)神奈川県立武道館で開催予定とのこと。また参加したいです。

最後に少しだけ。

大会に出場するにあたり、受身すら自信がない私は東海大学女子柔道部の莊司理彩さん、矢澤愛理さんにお願いし、特別に稽古をつけてもらいました。(鈴木事務局長にも一度お願いしてしました笑)

右組、左組どちらと対戦となるかわからないということで、相四つ、ケンカ四つの受身の練習をしてもらいました。 ケガ無く無事に試合を終えて帰って来られたのは、2人のおかげです!ありがとう!