輪島市の「もとやスーパー」へ畳を寄贈

2024年元日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受けた輪島市町野地区の「もとやスーパー」に、2025年2月、柔道畳130枚を寄贈しました。 

町野地区唯一のスーパーマーケットであるもとやスーパーは、地震発生直後から一日も休むことなく営業を続けていましたが、9月の記録的豪雨により再び被災。昨年12月に売り場面積を縮小して営業を再開したあとも、「住民の生活基盤として、また復興の拠点として、地域を支え続けなければならない」という強い思いのもと、町野地区での復興活動を続けています。 

その復興活動のひとつとして、店舗内の空きスペースにテントを設置し、復興ボランティアが宿泊休憩できるスペースを整備しています。しかし、コンクリートの床に直接テントを設置する環境で、寝泊まりするには厳しい状況でした。 

 

そこで、「畳を敷くことができたら…」という声を受け、寄贈可能な畳を探したところ、JTセキグチ株式会社様より130枚の畳を提供いただくことが決定。 

運搬・調整に日本財団のご支援をいただき、無事に畳を設置することができました。 

もとやスーパーでは、現在、平日は数名、週末には20名ほどの方が宿泊しており、畳の寄贈が大きな助けとなっているということです。 

 利用した方からは、 
「柔道畳はふかふかで、そのまま寝ても気持ちが良い!」
「宿泊スペースが広がり、靴を脱いで素足で過ごせるようになった」
 
という声が届きました。 

 JTセキグチ株式会社様、日本財団の皆さま、ありがとうございました 

 一日も早い能登半島の復興を心より願っています。