グランドスラム東京の運営をサポートしました。

全日本柔道連盟からの依頼を受け、2024年12月7~8日、東京体育館で行われたパーク24presentsグランドスラム東京2024(以下、GS東京)に本法人の小澤浩子、庄司由利、川戸円が大会運営サポートスタッフとして参加しました。また、東海大学柔道部から学生と卒業生あわせて8名をサポーターとして 派遣しました。

大会前の準備では、ADカードの発行、計量、柔道衣コントロールの補助、試合開始後は、IJF役員や審判員の方々への対応、選手の誘導、全日本柔道連盟の長期育成指針ブースのサポートなどを担当しました。

 
大会前の会場の様子

大会初日の朝、全柔連の蒲原さんより仕事の説明がありました

コーチラウンジの様子。立ち寄ったコーチ達に配布する飲み物や軽食を準備しました

審判ラウンジでは、会場内にいる審判の皆さんに飲み物やスナックを配布


会場内の清掃も担当

バックヤードでは様々な方にお会いしました

サポートメンバーの池田希さんの妹、池田紅選手が78kg級で優勝!バックヤードでも仕事をしながら応援してしまいました。おめでとうございます!

サポートに入った東海大柔道部の感想

■ 福田一斗
(情報理工学部 情報メディア学科2年)

今回初めてグランドスラム東京の係員をして、驚きと出会いにあふれた2日間になりました。

まず海外の選手の振る舞いによって国の印象が変わることや日本語を練習して来ていることに驚きました。特にコーヒーを配布する際、日本語で個数を伝えてくれたときには、日本のことが尊重されていると感じてすごく誇らしい気持ちになりました。

他にも選手の練習会場ではゴミを集めるときに声をかけるとフレンドリーに応対してくれたりして、海外の良い空気に驚きつつも感激していました。そんなたくさんの驚きの中で、コミュニケーションを取りたいと思い、勇気を出して話しかけることを心がけました。正直、緊張していましたが、話すと空気に慣れてきて、海外の人とのコミュニケーションに楽しさを見出せるようになりました。最終的には拙い英語でしたが自分から話しかけたIJFのクリエイターと仲良くなり、柔道のことはもちろん、仕事の内容も教えてくれ、たくさん会話することができました。

今回は係員の仕事を通じて、柔道で世界中の人と繋がることができ、他では絶対にできない素晴らしい経験をさせていただきました。また、機会があれば絶対に参加して日本だけでなく、世界の柔道界をサポートしたいと思います。

■塩谷 颯大
 (
体育学部 生涯スポーツ学科2年)

各国の審判やスタッフと関わる中で、世界の広さを実感することができました。国によってコーヒーの濃さにこだわりがあったり、お菓子の好みが違ったりと文化の違いを感じました。また、審判の方が座っていた席からは試合がとても見やすく、羨ましかったです。国や文化は違えど柔道という1つの競技を通して世界中が繋がることができるところに柔道の偉大さを感じました。

■白須亜子
(法学部 法律学科3年)

この2日間で、練習会場でのゴミ拾いやコーチラウンジでのサポートを通じて責任感を持つことの大切さを学びました。IJFスタッフのサポートでは、英語で外国の方と交流し、国際的な視野を広げる貴重な経験となりました。

■朝飛太陽
(体育学部 武道学科3年)

GS東京では、国内試合とは異なる国際大会の雰囲気と規模感を実感しました。審判ラウンジでは、多様な文化がある方々が協力して成り立っている試合であることを肌で感じ、大会運営の大変さとやりがいを学びました。

■吉田 琴美
(体育学部 生涯スポーツ学科3年)

GS東京のお手伝いをさせていただいたのは今回で2回目でした。普段触れることのない大会の裏側を知る貴重な経験ができ、海外の選手や審判員の方々と直接お話しする機会にも恵まれました。英語が得意ではない私にとっては少し難しい場面もありましたが、簡単な単語や周りの方の助けを借りて無事にやり遂げることができました。この経験を通じてコミュニケーションの大切さを実感するとともに、自分の成長につながる良い時間を過ごせたことに感謝しています。

■伊藤 海央音
(理学部 情報数理学科4年)

昨年に引き続き、今年もお手伝いさせて頂きました。去年の経験を生かし、今年はスムーズにお手伝いできたと思っております。また、海外の人たちとのコミュニケーションも上達してきており、昨年度よりも楽しく行うことができました。自分にとってより良い時間でした。

■佐口 駿介
(体育学部 武道学科4年)

今回で3年目の参加となりました。仕事内容にも慣れてきて、積極的に海外の方にも話しかけられるようになり、自分自身の成長を感じました。東海大学に入り、今大会に限らず様々な大会運営に参加させていただき、改めて選手たちを支える裏方の仕事の重要性を感じることができました。今後もこのような機会があれば、積極的に参加したいと思います。

■横山智恵
(2020年度卒)

IJFスタッフ・審判ラウンジでは、オリンピックや様々な国際大会で活躍されているスタッフや審判員の方々にとって快適で心が少しでも休まる場所になるよう努めました。また、審判員の方々が優しくフレンドリーに接してくださり、とてもうれしかったです。このような機会は、なかなかないことだと思うので貴重な経験となりました。

▇池田希
(いけだ接骨院/2020年度卒)

本年もGS東京のお手伝いをさせていただきました。渉外部として各国の方々の対応をさせていただきましたが、自分の英語力の無さを痛感した2日間でした。しかし、国籍、人種、性別を超えて、柔道という共通言語を通して、様々な人と関わることができ、とても良い思い出となりました。