第9回わくわくスポーツまつりの柔道指導を支援しました!

全日本柔道連盟からの要請を受け、2025年9月15日(月・祝)に行われた「第9回わくわくスポーツまつり」(東京都文京区スポーツセンター)に、柔道教室アシスタントとして東海大柔道部の部員6名とコーチ1名を派遣し、同教室の実施を支援しました。

体験教室は、13時50分から16時まで1回25分のセッションが計5回行われ、5歳~9歳までの柔道未経験の子どもたち約120名が参加。東海大の学生たちは、講師の小林幹佳さんと増田沙由美さん(全柔連)のサポート役として子どもたちと思いっきり柔道を楽しみました。

当日の様子です!


開始前、全柔連の小林さんから学生たちに流れや注意事項について説明がありました

 

子どもたちが柔道場に集まってきました!

まず最初にしてもらうのは、靴下を脱いで裸足になってもらうこと。

柔道は裸足でおこなうよ!

柔道場を軽く走ったあとは遊びを採り入れたウォーミングアップ。

2人1組になってゲームをしたり、

かけ声と反対の動作をしたり。みんなで大笑いしながら行います

身体と心がほぐれたところで、受身体験へ。

全柔連の小林さんと増田さんは、子どもたちに次のような説明をしました。

「柔道は自分の身体を護るための受身というものを一番最初に学びます。今日は皆さんに受身を覚えて帰ってもらいたいと思います」

畳をたたいて硬すぎないことを確認。

 

後ろ受身や前回り受身を段階を追って学んでいきます。

学生たちは子どもたちの近くで安全に行っているかどうかをチェック。



後頭部を支えたり、腕の方向や角度を直したりしてサポートしました。学生たちは柔道の技のデモンストレーションも担当。

背負い投げや内股、袖釣り込み腰などを披露すると、子どもたちはもちろん、見学していた保護者から拍手とともに「おぉ〜」というどよめきが。

「柔道の技は初めて見た!」「すごい迫力!」といった声もあがっていました。

最後は学生たちを相手に柔道の技体験!

子どもたちが大腰や大外刈をかけると学生たちはごろ〜ん。きれいに投げられました!

投げる快感?を知ってしまった子どもたちはリピートを要求!!いいよいいよ、どんどん投げて!! 

学生たちは何度も子どもたちに投げられていました

1回25分間のセッションは毎回あっという間。楽しい1日でした。皆さん、ありがとうございました!

▼サポートに入った東海大学学生・コーチの感想

▇太田栄士(文学部歴史学科考古学専攻3年)

昨年に引き続き参加させていただきましたが、普段柔道をしているだけでは感じられないような、柔道をやったことがない人の予測不能な動きが面白かったです。また機会があれば参加させていただきたいと思います。

▇大峯光生(体育学部 競技スポーツ学科3年)

今日、柔道をしたことがない子たちと一緒に柔道をやってみて、柔道は小さいときから始められるものなので、ぜひやってみやってほしいなと思いました。これからもこういう機会があれば参加して、柔道の発展に協力していきたいと思います。

▇塩谷颯大(体育学部生涯スポーツ学科3年)

昨年に引き続き参加させていただきました。昨年同様、近年の子どもたちの運動能力の低下を感じるとともに、子どもたちと一緒に身体を動かして遊んで、元気をもらうことができました。まだまだ小さい子たちなのでこれからが楽しみです。また来年も参加したいです。

▇鹿 歩夏(体育学部武道学科4年)

今日の参加者の中には柔道をしている子もいてうれしかったですし、柔道未経験者の子の中にも技を受けてみて、とても力強いと感じた子がいたり、柔道に向いてるなっていう子もとても多かったので、今日を機に柔道を始めてほしいな、と思いました。普段、柔道未経験者の小学生や幼稚園生と接する機会はなかなかありませんが、未経験者の幼稚園生とかの声を聞いてみて、参考になった面もありました。楽しかったです。

▇山岡弘昌(体育学部 体育学科3年)

これまで柔道を経験したことある子には柔道を教えたことはありましたが、今日、初めて経験したことない子に教えてみて、受身や技を教える大変さを感じることができました。今回の経験を生かしてまた次回も参加してみたいと思いました。

▇石渡壮堅(文学部歴史学科考古学専攻2年)

柔道をしたことがない子たちに教えるのはすごく大変だったのですが、みんな楽しくやってくれて、こちらも楽しい時間を過ごすことができました。今回のイベントをきっかけに柔道を始めてくれる子どもたちが多くいたらいいなと思いました。

▇立川 桃(ALSOK、東海大女子柔道部コーチ)

柔道経験者の子たちに柔道を教える機会はありますが、未経験者に柔道を教えたのは初めてでした。受身という基礎から教える機会もなかなかないので、頭を上げるという動作も力が要ることなので、そういうところも配慮しながらやっていく必要があることも学べて、とてもいい経験になりました。また、柔道の魅力はこういうイベントから広めていくことができると思うので、こういう機会がもっとたくさんあるといいな、と思いましたし、自分もどんどん参加していきたいなと思いました。

▼全柔連派遣サポート学生

▇高橋歩夢(法政大4年)

日頃、柔道未経験者かつ小学生や未就学児と関わる機会はなかなかないので、すごく楽しかったですし、貴重な経験だなと思いました。

これから指導者資格を取っていく上で、今日の経験を生かしたいと思いましたし、他にもいろんな経験をして良い指導者になれたらいいなと思います。