JUDOs が展開している「柔道衣運搬スペシャル・プロジェクト」の28号でコスタリカに届けられた柔道衣の供与式が、在コスタリカ日本大使館及びコスタリカ柔道連盟のご協力のもと、開催されました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中南米方面の物流は停滞したままで船便での輸送が難しい状態が続いています。そのため、柔道衣も手荷物で運搬することが主な手段となっています。
2024年4月からは、船で世界各地をまわる「Peace Boat」に乗船した赤澤椎那さんが柔道衣の運搬に協力してくださいました。
柔道衣は2カ月間の船旅を経て、6月25日、プンタレナス港に到着。Peace Boat乗船者の皆さんに手荷物として柔道衣42着を運搬していただき、同港でコスタリカ柔道連盟のドゥドリー・ロペス会長が受け取りました。
8月24日、コスタリカ柔道連盟と日本大使館が協力し、日本とコスタリカの友好関係がより一層強化されることを願って、コスタリカ・オリンピック委員会で柔道衣の供与式が開催されました。
在コスタリカ日本大使館有吉勝秀大使、ヘンリー・ヌニェス・コスタリカオリンピック委員会CEO、ドゥドリー・ロペス・コスタリカ柔道連盟会長、アンドレス・サンチョ・バランテス副会長、そしてコスタリカの選手たちが参加しました。
式典では、井上康生理事長とIOC/OS奨学生のコスタリカ人柔道選手イアン・サンチョ選手からのビデオメッセージが流されました。
有吉大使から柔道衣を手渡していただきました。
柔道衣を受け取った選手たち
同封していたフラッグの説明をIOC/OS奨学生イアン選手の父親で同国柔道連盟副会長のサンチョさんが行いました。JUDOsのTシャツも着てくださっています。
式典のあとは、供与された柔道衣を着て、早速練習を行いました。
今後も柔道を通じて、日本とコスタリカの友好関係がより一層強化されることを願っています。