6月19日、全日本柔道連盟が主催している柔道の動作を取り入れた「シニア向けの転倒予防・健康体操」教室に事務局員3名で参加してきました。
会場は千代田区スポーツセンターで、5月から10月まで全12回の連続講座としてすでに始まっています。枠がまだあるということで、勉強と健康のために参加させていただきました。
ウォーミングアップは講師の増田さん(全柔連)主導でスタート
歩きながら計算の答えの人数のグループを作るメニューでは、小数点の計算も。
「7.5マイナス3.5!」(=4人のグループを作る)
「千割る二百!」(=5人のグループを作る)
こうやって書くと簡単そうですが、全然簡単じゃないんです。
身体も頭もフリーズしながら、他の参加者の皆さんと駆け寄りながらグループを作りました。
その後の「言うこと一緒、やること一緒」「言うこと一緒、やること逆ゲーム」では右!と言いながら、左に動き、前と言いながら、後ろに下がる、これもまたとっても難しかったです。
楽しいゲームでのウォームアップの後には、筋力やバランス感覚を柔道の動きを使ってトレーニングしました。
カカト上げ下げ運動。目を閉じてやると途端にバランスが崩れてあわわ!となりました
転倒した際、最も大事なのは頭を守ること。アゴを引き、おへそを見ながらゆりかご運動をして、後頭部が畳につかない動きを学びました
約1時間半の間には休憩を何度もとり、安全を考慮しながら進められました。
爽やかな朝に、良い汗をかきました。
こんな健康体操が無料で体験できること、すばらしいですね。
講師の皆さん、ありがとうございました!
この日は、今年3月で東海大を退官された中西先生も講師として登場!
「私のようにチャンピオンスポーツをしていた者でも何もしなければ筋力は衰えていきます。皆さん、一緒に無理なく身体づくりをしていきましょう」
前列左から田中先生、中西先生、中村先生。後列左から小澤、田中先生、増田先生、川戸
事務局員の感想
・小澤
実際に体験してみると、自分ではできると思っていても思うようにならない体・・・シニア世代に突入する前から準備が必要だと感じました。朝から運動をして気持ちのいい一日でした!豪華講師陣の皆さま。ありがとうございました。
・川戸
やわらかい畳の上で、足の指から手の先、頭の中まで使っての体操は心も頭も鍛えられると思いました。家でもできる体操を何種類か教えて頂いたので、少しずつ家でもやってみようと思いました。とても楽しかったです!
・佐藤
ゆりかご運動のとき、両手はヒザの下あたりに添えると良いと教えてもらうと、なめらかに起き上がれるようになりました。柔道家が知っているちょっとしたコツを教えてもらうだけで、身体が動かしやすくなることを実感しました。
シニア向け 転倒予防&健康体操 in 柔道場の詳細は、全柔連のホームページをご覧ください。
https://www.judo.or.jp/news/14309/