2023年7月に発送したリサイクル柔道衣197着とリサイクル畳125枚がミャンマー・ネピドーに届けられました。
ミャンマーでは柔道衣は大変貴重なものということで、ナショナルチームの選手でもリサイクル柔道衣を着ています
洗い替え用の柔道衣もないため、練習のない週末にしか洗濯できない場合が多いそうです
道場もあまり環境が良いとは言えず、雨漏りもするし、動物が入ってくるような状況です
今回の寄贈は、ミャンマーで柔道指導を行っている平沼大和さんを通じ、ミャンマー柔道連盟からの依頼を受け、実現しました(平沼さんの活動は、本法人ホームページ「めんでん柔道記」で紹介しています)。
輸送費用は、国内は全日本柔道連盟に半額をご負担いただき、日本からミャンマーへは、ミャンマー柔道連盟に負担していただきました。輸送費を抑えるため、日本からは国際輸送便の空きスペースに入れて発送したそうです。
寄贈した畳は、東海大学付属甲府高等学校から提供いただきました。道場が新設されることとなり、まだ状態の良い畳を処分せざるを得なくなったそうで、寄付をしたいと声をかけていただきました。
7月の暑い日に、畳の搬出をお手伝いいただきました!野球部の皆さんもいますね
ミャンマーの皆さんへ、嬉しいメッセージをいただきました。
こうして2023年7月に日本をたった柔道衣と畳が、4カ月後、ミャンマーの港に到着しました。
柔道衣は、ミャンマー柔道連盟によって必要とされているチームに配布され、畳はヤンゴンにあるミャンマー柔道連盟の道場に敷かれました。残りは、南シャン州の道場に設置される予定です。柔道連盟の道場にはたくさんの子どもたちが通っています。
リサイクル柔道衣を着て練習している子どもたち、皆が柔道衣を着られるようになりました。平沼さんの道場にも柔道衣が届いたそうです
東海大付属甲府高校から寄贈された畳を設置した道場。畳の並べ方が少し日本と違いますね
おしくらまんじゅうかな?楽しそうですね!
ミャンマーでは、日本の武道がとても人気で、柔道を始めたい子どもたちもたくさんいるそうです。
皆さん、柔道を頑張ってくださいね!