ポーランド・ウクライナ柔道チーム浅草研修

9月26日、ポーランド・ウクライナチームの浅草研修を実施しました。

9月15日の来日から柔道漬けの皆さんに、リフレッシュを兼ね、日本文化に少しでも触れて欲しいという思いから浅草を選びました。

朝9時に集合し、まず向かったのは講道館柔道の発祥の地、永昌寺。朝の静かな境内を見学しました。

その後、浅草観光文化センターに移動して書道体験を行い、仲見世通り商店街を散策。


体験したのは勘亭流という歌舞伎の看板などに使われる特徴的な文字。絵のような感覚ですいすい書いていました


特別に「柔」「道」の見本を書いてもらうと、みんな早速チャレンジ。真剣な表情で取り組んでいました。(最後はもはや勘亭流でなくなっていました…)


浅草名物のメロンパン、人形焼き、きびだんごなどを楽しみ、浅草寺にお参りをしました。

手打ちそば「十和田」でランチを摂ったあとは、宮本卯之助商店の世界の太鼓資料館へ。和太鼓を叩いたり、世界中から集められた打楽器を演奏して盛り上がりました。子どもたちはいろいろな種類の太鼓に大興奮。引率のコーチや同行したスタッフの皆さんも大喜びで音を響かせていました。

そして、いよいよ子どもたちお待ちかねの忍者体験です。

台東区民会館で忍者ショーを見て忍者の基本を学んで気持ちを高めたあと、「時空館」へ移動して、2グループに分かれて九字護身法、手裏剣を体験しました。子どもたち(も大人も)、最後は屋上から垂らされた綱を使って建物を降りる脱出訓練も。立候補した2名のみ体験しましたが、見事、成功したあとは、固唾を呑んで見つめていた面々に加え、通りすがりの人からも安堵のため息と拍手が沸き起こりました。

夕食には「文字家」でお好み焼きやもんじゃ焼きを食べて下町の味を堪能。ワイワイ楽しく1日を締めくくり、研修は無事終了しました。

この日はお天気にも恵まれ、清々しい秋空のもと楽しい時間を過ごすことができました。

今回の浅草研修は、台東区議会議員の青鹿公男さんがコーディネートしてくださいました。太鼓資料館で皆さんが着ていたはっぴは青鹿さんが特別に貸してくださったものです。事前の準備も含めてこのたびは大変お世話になりました。ありがとうございました!


ポーランドウクライナチームを見送った後に、青鹿さん(中央)とライトアップされ綺麗な雷門の前で