カンボジア柔道大会の報告

2022年1月21日~23日の期間、カンボジア・シェムリアップの敬郷館アンコールやわら道場で「カンボジア柔道選手権大会」が開催されました。同道場の指導者、チャン・ソピー氏より報告がありましたのでご紹介いたします。

本法人は、同道場にリサイクル柔道衣、新館開会式に嘉納治五郎師範の肖像画、井上理事長のメッセージを送るなど支援活動を通じて交流を続けています。

 

【チャン・ソピー氏(右)と坂東雅邦氏(左)】

チャン・ソピー氏は、2018年NPO法人柔道教育ソリダリティーのコーチングセミナーに参加しています。ご自身のお仕事と柔道指導に加え、日本語も熱心に学習されており今回の報告書も日本語で書いてくださいました。

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2021年度 柔道大会のレポート

   

柔道大会は2022年1月21日(金)~23日(日)まででした。シェムリアップのアンコールやわら道場で行われました。

1月21日は、午前8時から9時までコーチと審判と選手の会議がありました。その会議では、試合の規則を守ることについて話がありました。それから、くじ引きで試合の組み合わせが決められました。柔道大会には、5つのクラブが参加しました。

1. アンコールやわら道場

  (アンコールやわらの選手は、男子5人と女子6人でコーチは2人いました。

2. バクセイチャンクロングループ(14名)

3. JJMC(Joyful Judo Mission School)グループ(14名)

4. 内務省グループ(14名)

5. 警察の友人グループ(14人)

午前9時半から11時まで男子-55kgと-60kg、女子-44kgと-48kgの計量がありました。午後2時から4時までコーチと学生に新しい規則の説明がありました。

1月22日は、午前8時から9時まで開会式が行われました。開会式にはカンボジア柔道連盟のヘインリー会長と国際日本文化学園の鬼一二三理事長と在シェムリアップ日本国領事事務所しばさきあつし二等書記官兼領事が来られました。

 【開会式の様子】

 【祝福の舞】

午前9時15分から午後1時まで男子-55kg、-60kg、-66kg、女子-44kgと-48kgの試合をしました。午後2時から4時まで男子-73kgと-81kgと-90kg、女子-52kg、+70kgを計量しました。

1月23日は、午前9時から12時まで男子-71kgと-81kgと-90kg、女子-52kgと+70kgの試合をしました。午後2時から6時まで授賞式でした。

授賞式には、柔道連盟のヘインリー会長と在シェムリアップ日本国領事館事務所かわぐちまさき所長とプノンペンの教育青少年スポーツ省のTuy Vicchikaさんと国際日本文化学園の鬼一二三理事長が来ました。

その時は、メダルとお金とお土産も分けました。

1. 内務省        金5 銀3 銅2 合計10

2. バクセイチャンクロン 金2 銀3 銅3 合計8

3. JJMC       金2 銀2 銅4 合計8

4. アンコールやわら道場 金1 銀2 銅3 合計6

5. 警察友人グループ   金0 銀0 銅1 合計1

私は2年に一回ぐらい色々なところで柔道大会をしたらとても良いと思いました。多くの人が柔道を知ることができる機会になるからです。今までの大会は、プノンペンだけでしたが、それはあまり良くなかったと思います。カンボジア柔道連盟にお願いしたいと思います。

今年は、シェムリアップでしました。私は、とても嬉しかったです。開会式と授賞式の時は、身分の高い人が大勢参加されました。でも、シェムリアップ教育青年スポーツ省の人は、全然来ませんでした。私は良くなかったと思います。

カンボジアのシェムリアップ 2022年3月18日

チャン・ソピー

  

    【ソピー氏の報告書原文】

アンコールやわら道場の皆さま、ご報告をありがとうございました!

JUDOsは、引き続き敬郷館アンコールやわら道場を応援していきます!