中国 🇨🇳・山東省に柔道選手を派遣しました!

2025年3月10日から22日、中国・山東省柔道協会の依頼を受け、東海大学男子柔道部の部員5名を山東省済南市へ派遣しました。

今回の派遣は、昨年12月から今年1月の木原慧登さんの派遣に続く第2弾であり、東海大学柔道部監督であり本法人理事でもある上水研一朗氏の協力により、実現したものです。

現地では、山東省の強化選手たちと共に約2週間にわたり強化合宿を行い、寝食を共にしながら稽古を重ねました。

以下に、参加した5名の感想をご紹介します。


  ※写真右

▇ 吉田岳(東海大学大学院体育学研究科2年/ジャパンエレベーターサービス㈱)

3月10日〜22日まで中国山東省の柔道チームの練習に参加させていただきました。私自身2度目の海外で少し不安があったのですが、無事に帰国することができました。

山東省の施設は非常に良い環境であり、食事に関しても健康的なものばかりで、中国の食文化にもすぐに慣れることができました。

山東省柔道チームの選手たちは、とても柔道が好きで強くなりたいという意欲が伝わってきました。私も同様の気持ちであったため、選手たちともすぐに打ち解けることができました。

2週間という期間で中国チームの選手と共に東海大学の学生たちも成長することができたと感じており、とても感謝しています。チームの監督・コーチ、そして通訳の方にも大変お世話になりました。また機会があればぜひ一緒に練習させていただきたいです。

 

▇ 松本翔太朗(体育学部武道学科2年)

 ※写真左

出発前は初めての中国ということで不安もありましたが、充実した二週間を送ることができました。

言語の違いや食文化の違いなど最初は戸惑うこともありましたが、山東省の方はとても優しく、気さくな方が多くすぐに馴染む事ができました。

また柔道の方では、スタイルも日本と違い、自分自身学ぶことが多く、たくさんの収穫がありました。山東省のチームはとても熱心で柔道に対する考え方や姿勢などについてもとても刺激を受けました。とても良い練習を行うことができ、心から感謝しています。

監督・コーチ・通訳、チームののみなさん、本当にありがとうございました。また機会があれば是非一緒に練習させていただきたいです。

 

▇ 細野智太郎(体育学部体育学科3年)

※写真右

3月10日から22日までの約2週間、中国山東省の柔道チームで練習に参加させていただきました。初めての中国ということもあり、言葉や生活の違いに不安を感じていましたが、現地での経験は想像以上に充実したものとなりました。

最初は言葉の壁や食文化の違いに戸惑うこともありました。しかし、チームの皆さんがとても親切で、積極的に関わってくださったおかげで、次第に慣れていきました。特に嬉しかったのは、コーチの方が食事会を開いてくださったことです。中国ならではの料理を囲みながら、柔道の話だけでなく、お互いの文化についても語り合うことができ、とても温かい時間を過ごすことができました。こうした交流を通じて、言葉が完全に通じなくても、人と人とのつながりは築けるのだと改めて実感しました。

柔道の面では、日本とは異なるスタイルに苦戦しながらも、新たな発見が多くありました。山東省の選手たちは、一つひとつの稽古に対する意識が高く、日々の練習に真剣に向き合っていました。その姿勢から多くの刺激を受け、自分自身の柔道に対する考え方も見直すきっかけになりました。

今回の遠征を通じて、柔道の技術だけでなく、多くの大切なことを学ぶことができました。監督・コーチ・選手の皆さん、そして通訳の方々に支えていただき、本当に感謝しています。貴重な経験をありがとうございました。また機会があれば、ぜひ一緒に練習させていただきたいです。

▇ 渕田麗勝(体育学部 生涯スポーツ学科3年)
※写真右

私は今回、3月10日〜22日までの期間、中国の山東省の柔道チームの練習に参加させて頂きました。私は、前回デンマークでの柔道を経験し、海外の選手に対しての課題が多くあったため、それらを克服するという心意気で練習に臨みました。

山東省の施設は柔道を行うにあたっては、非常に恵まれた環境であり、トレーニングの施設や、食事の環境、生活を行う部屋などとても居心地が良く、柔道を集中して行うことができました。

山東省の練習は、乱取りベースの練習で普段行なっている技やスキルなどを試す絶好のチャンスでした。また、連続で多くの本数を行うため、普段、大学で行なっている練習とは違い、自身の身体のスタミナと心のスタミナの双方をしっかりと鍛えることができました。このことは、今後の私の柔道において大きく成長できるきっかけになったと考えています。

山東省のチームの監督やコーチ陣の皆さん、そして通訳の方には、お世話になったと同時にこのような体験をさせて頂いたことに、誠に感謝申し上げます。

▇ 石崎憲吾(体育学部体育学科1年)
※写真右

今回中国に行って中国の柔道や文化を知ることができてよかったです。中国のご飯を食べられるか心配だったのですが、意外と美味しくてよかったです。

練習場はとても広く試合場が8面とれる大きさでした。日本で経験してきた柔道と違い、山東省の選手はフィジカルが強いと感じました。自分も小さい方ではないですが、自分より身長の高い選手もたくさんいて驚きました。

中国人の方達はみんな親切で嬉しかったです。通訳の呉さんも良い人でした。この経験を自分の柔道や人生に活かしていこうと思います。